お坊さんが語る終活

後悔しない人生を、笑顔の毎日を本当の終活で。

2017-01-01から1年間の記事一覧

原爆忌

広島に原爆が投下され、72年を迎えた今日、私は早朝から平和公園へ出向き、広島戦災供養会が主催されます慰霊祭に参列して参りました。 台風5号の動向を気にしながらも、やや曇り空のもと、慰霊祭が執行されました。 会場へ向かう途中、落下地点の標的となっ…

比叡山宗教サミット

本日、日本仏教の母山と言われる、比叡山で行われました、「比叡山宗教サミット30周年記念 世界宗教者平和の祈りの集い」に参加させていただきました。 この催しは、今から30年前、当時の比叡山延暦寺の山田恵諦座主の発声により、世界の宗教者が宗教、宗派…

立教祭

8月3日は教団が立教開宗された日です。 この日は全国から信徒さんがご本山へお帰りになられ、感謝の1日を過ごします。 開祖様のおさとしは様々ありますが、中心のあとをおさとしは 「自分を知って らしくなれ 」であります。 以前、水戸黄門のあとをタイトル…

マスコミと私達と国政

防衛大臣の辞任、野党党首の辞任、代議士と政令市議の疑惑… マスコミが私達に教えてくれる材料として、この二、三日目は盛りだくさんですね。 色目の新しいものが次から次と出てきますから、もう忘れそうになってしましそうですが、つい先ごろ、国会では閉会…

第31回 広島原爆殉難者慰霊法要

23日、広島平和公園の原爆供養塔前で、第31回広島原爆殉難者慰霊法要が執り行われました。 昨日は一昨日の夜に降った雨のおかげか、本川からの涼風が心地良く通る中、天候にも恵まれ御霊に対し何に一度の供養を捧げさせていただくことが出来ました。 この慰…

夫婦

昨日の朝刊に、配偶者に対する遺産分割の対象から、住居は外すことへの法改正案の記事が載っていました。 こんなことを心配しなくてはならない現行法、そもそも今の法律の根底に流れる思想背景が問題なんだろうと思います。 記事に掲載された案でも、婚姻20…

お母様の遺影

先日の講座のアンケートに、 「母の遺影があるのですが処分していいものでしょうか?ずっと置いておくべきでしょうか?小さな写真を代わりに飾るのではダメなのでしょうか?」という質問がありました。 第5講エンディングノートの際のアンケートの質問でした…

終活講座 2コマお寺開催

今日はお寺での終活講座、初開催でした。 午前が64名、午後が58名という方が真剣に受講下さいました。 午前が第5講、午後が第4講でしたが、両講座とも、本当には皆さん真剣に受講してくださいました。 遠くは岩国から、三連休の最終日、暑さを押しのけて来て…

平和公園の清掃

おかげさまで、今朝は雨もなく涼しい中、平和公園の清掃奉仕をさせていただきました。 老若男女22名が定刻の6:45に集合、原爆供養塔に挨拶のあと、草引きに汗を流しました。 23日の慰霊法要の前に、使わせていただく場所をキレイにさせていただく、毎年の恒…

三連休

大阪での勤務を終え、明日からの三連休は明日は早朝に平和公園の清掃奉仕。来週に迫った慰霊法要の会場を信徒の皆さんとお掃除。 午後からは終活講座第1講をお寺で開催。 明後日は毎月の月例祭。 明々後日は終活講座を午前が第5講、午後が第4講、いずれも60…

献水の取水

23日に執行される、第31回 広島原爆殉難者慰霊法要にお供えするお水の取水に、安芸太田町の龍頭峡へ、早朝5時から車を走らせて来ました。 慰霊法要では、一昨年までは50ケ泉、昨年からは30ケ泉の全国から寄せられた、名水を献じさせていただきますが、昭和20…

長崎は今日も・・・

今日は長崎での慰霊の一日でありました。 午前10時、長崎平和公園の皆さんよくご存知の平和祈念像前で、献花、勤行。 その後、原爆落下中心地公園の特設テントにて慰霊法要を厳修させていただきました。 長崎での大雨警報が発令されており、心配するも、祈念…

長崎にて

昨日より明日行われる、長崎原爆殉難者慰霊法要のため、長崎にて来ております。 九州地方の大雨により、多くの犠牲者が出、罹災の地域に於いては不安な日々をお過ごしと思います。心からお見舞い申し上げます。 大自然の前に人間は何と無力な存在か、災害の…

成年後見55%利用せず。

昨日からの豪雨で、九州地方では大変な状況になっております。一刻も早く雨が終息して、罹災の方々の生活が安心のできる形になりますことを心から祈念いたします。 さて、昨日の朝刊からですが、みずほ情報総研の調査により、成年後見制度を知っていても利用…

ツバメ

10日ほど前にブログで御紹介しましたツバメの赤ちゃんが、あの後孵化しチーチー鳴くようにまでなりました。 お父さんか、お母さんかわかりませんが、せっせと食べ物を運んで来ては、子ツバメの口にエサを入れてあげています。 親鳥が来ると一斉に首をもたげ…

ランタナ

お寺の前にわずかな花壇があります。 信徒さんがお世話くださっていますが、その中に一風変わった花があります。ランタナという花だそうです。 とても可愛らしい花で、小さな花がいくつも寄り添って形を成しております。 紫陽花などもそうかもしれませんが、…

終活講座第3講 佐伯会場

今日は6月の最終講座、佐伯区民文化センターでの第3講を開催させていただき、24名の方が熱心に受講下さいました。 昨日の安佐南会場と同じ、葬儀 供養、先祖と自分のかかわり、親と子のかかわり、その事を皆さんご理解いただけたようでした。 終活を考える上…

終活講座第3講 安佐南会場

今日は安佐南区民文化センターでの、終活講座第3講をさせていただきました。 この会場には、大型の電動スクリーンがあり、とても便利に使わせていただきました。 講座は「葬儀・供養」現代社会の中の葬儀の現状、また、供養では単に墓を通しての供養にとどま…

終活講座 第4講 福山会場

昨夜大阪から帰広し、今日は福山市にある、学びの館ローズコムでの、第4講を開催させていただきました。 出席予定の方で急用で4名の方がご欠席で、10名の方が受講下さいました。 第4講は、遺言、相続がテーマなのですが、このお坊さんが語る終活講座のある…

お父さん

昔から家屋にツバメが巣を作ると、家が栄えるなどと言われますが、私が広島の現在のお寺に住まいさせていただくようになり、今年で12年になりますが、今年の春、初めてツバメが巣を作りました。 のぞみ号が全て停車する広島駅から徒歩5分、まわりはアスファ…

28連勝

今日、藤井聡太四段が28連勝し神谷八段と、連勝記録を並べた。 若干14歳の少年が作る世界に、日本中の人たちが、大きな期待を示している事と思います。 一局に、いったい何回駒を動かすのか、私はよく知りませんが28連勝するための、一手一手が、彼を日本中…

お寺で終活

今日は7月開催の終活講座の告示をいたします。 7月は、私の職場で講座の開催をさせていただきます。 来月の23日、今年で31回になります「広島原爆殉難者慰霊法要」が平和公園の供養塔前で行われます。全国の信者さんから送られた30ケ泉の名水を献じ、読経中…

終活講座 第4講 東区民文化センター

今日は東区民文化センターで 第4講 遺言 相続をさせていただき、19名の方々が熱心に受講下さいました。 今日は会場の時間に制約があり、午前9:45からの開催でしたが、早朝からご参加くださいました。 終わりの際の感想では、講師として涙が抑えきれない程の…

財産

最近、相続についての無料相談会を、弁護士や司法書士の先生がされる広告をよく見ます。 相続が争族に発展するケースがやはり多くなってきているのでしょう。 昔の民法では長男が家督と共に財産、また祭祀の継承を引き継ぐことになっていました。 しかし、法…

福岡の事件のこと

福岡でおきた現職警察官による、存続殺人事件。信じられない感に、多くの方が嘆いていることと思います。 動機が何であったのか、今後捜査が進捗する中でその部分はわかってくると思いますが、動機がわかっても、失われた命が戻ることはありません。 一部紙…

終活講座第3講 アステールプラザ

今日は中区民文化センター、アステールプラザで第3講を開講し、15名の方が真剣に受講してくださいました。 朝から大雨で本当に足元の悪い中、ご来場くださいました。 やはり第3講で出る質問は、ズバリ「お墓」。 今日もお墓の後始末についての質問が出てまい…

終活講座第5講 和木会場

今日は一ヶ月以上ぶりの終活講座が開催されました。 和木町民文化会館での第5講 エンディングノートでした。 この度、オリジナルのノート「いしぶみ」を使っての初講座でありました。 私のとらえるエンディングノートの役割は、どれだけのひとに感謝の想いを…

みたまの慰霊と平和推進のため

今日は午前11:00より、教団の代表役員、一般の会社で言えば「社長」にあたる教務総長とともに、広島市の松井一實市長を表敬訪問いたしました。 今年で31回を数える、広島原爆殉難者慰霊法要にさきだち、広島市へみたまの慰霊と平和推進の願いをこめて寄付の…

遺骨の行方 北海道

昨日から、父の三回忌のため北海道の実家へ来ています。一昨日迄は肌寒い気候だったようですが、昨日、今日と暖かい日が続いております。 そんな北海道で「遺骨の行方」という記事を北海道新聞で目にしました。 いわゆるお墓や納骨堂に変わる、遺骨の行く先…

終活講座 6月の予定

昨日から、島根県隠岐島の知夫里島に行っておりました。 松尾山松養寺という歴史あるお寺の境内に、後亀山天皇様の孫宮、小倉宮教尊王さまの御墓所があり、本年第43回目の法要を営ませていただきました。 南北朝時代、政変の中に数々の歴史がありますが、隠…