お坊さんが語る終活

後悔しない人生を、笑顔の毎日を本当の終活で。

2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧

武道などでは型というようなものがあります。 また、華道や茶道でも一定の型があろうかと思います。 建物を建てる基礎にも型枠なるものがあります。 何事も型を基本にしないと、ズレが出てしまうものなのかも知れませんね。 人の生き方はどうなんでしょうか…

年に一度

一年は基本365日ですが、毎年恒例の行事などを私たちは「年に一度」と表現して、特別な意味を持たせますね。 時の経過は留まることがありませんから、間違いなく「時」という概念からは年に一度がやってまいります。 でも少し考えてみませんか? 今日は7月28…

愛する人の「声」

「行ってきます」「行ってらっしゃい」 「ただいま」「おかえり」 ご自宅や住まいに、自分以外の人がいると、存在していそうな会話ですね。 一般的にはごく普通のことなのかもしれません。 ですがこの会話、ものすごく価値のあるものだと思います。 言った方…

見方は自分が決めている

群盲評象 群盲象を評する これは目の不自由な人に、それぞれ象の一部を触らせて、象とはいかなるものかを示すインドのお話です。 足を、鼻を、耳を、尻尾を、それぞれ感触が違いますね。 「目が見えないんだから仕方ないよ」そうですね。 でもこれ、みんな同…

水たまり

今年はなかなか梅雨明けにならず、所によってはまたも大雨かと心配されております。 雨が降りますとできるのが、水たまり。 普段全く意識せずにおりますが、水たまりができるにはやはり条件があります。 周囲より少し窪んでいる。ということ。 当たり前のこ…

「今」とは

最近ブログの更新が全くできておらず、劣等生になりきっていたのですが、ふとアクセスを覗いてみると、先週の木曜日に160ものアクセスがありました。 何故かわかりませんが、あったんです。 そこでみてくださる方があるのですから、少し意識して書いていこう…

花を求めて

仏教では因果の法則を説きます。 説くといっても、歴然としてあることを知らせるしかないのですけどね。 因果の法則とは 「蒔いた種が生える。蒔かぬ種は生えぬ」たったこれだけのことです。自然界において至極当たり前のことであります。 また、すべては「…