お坊さんが語る終活

後悔しない人生を、笑顔の毎日を本当の終活で。

2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧

またご遷化。

平成30年6月26日22:10、また1人大切な人が極楽へと還られました。 古根川良教師、行年85歳でありました。 師とわたしはなんとも言えない変なご縁があり、唯一「父」的な存在でありました。 去る5月には「最後の御奉公」と、サイパンでの慰霊祭に出仕。その際…

ご遷化

去る6月17日18:30、稲山霊芳三代燈主様が世寿94歳をもって、本国の浄土へと還帰されました。 開祖様の指示により、医学博士の道を歩む中、現世の光明化のため生涯を人救いに捧げられ、我々の先頭に立って、世に光りを放たれた三代燈主様のお隠れは、遺弟とな…

北の守り

10日に行われた稚内での行事のため、8日から北海道入りをしていました。 行事後、86歳の母が暮らす千歳の実家に泊まり、本日広島への帰路につく。 稚内では昭和52年、当時92歳の開祖様が宗谷岬に立たれ、第二清浜に石碑を建立され、それ以来毎年現地で北の守…

納骨堂もいつか壊れる⁈

お釈迦様は私たちが避けて通れないものとして、「四苦」をおときになられています。 四苦とは生、老、病、死ですが、この生滅の法則はあらゆるものに例える事ができると思います。 何か物体が作られた、人々は大事に長く使おう、と思い大切に手入れをしなが…

ブラック部活⁈

中国新聞朝刊でまた新しい日本語と出逢いました。 「ブラック部活」です。 生徒さんの方ではなく、先生の方の語彙のようです。 クラブ活動の時間が教員の長時間労働という結果をもたらしている、ということだそうです。 文科省は昨年12月、学校での働き方改…

「いたみ」

世の中を見まわしますと、本当、嘆かわしいことがたくさんあります。 どうしてこんなに悲しみを伴うことが、世を覆ってしまっているのか。 ひとつの原因に「いたみ」の薄れがあるのではないかと思います。 「いたみ」 最もわかりやすそうなのは、皮膚感覚な…