お坊さんが語る終活

後悔しない人生を、笑顔の毎日を本当の終活で。

2017-03-01から1ヶ月間の記事一覧

初節句

昨日、県北の信者さんのお宅に、法座というお話しをさせていただく行事を勤めに、伺わせていただきました。 その御宅のお嬢さんが、お嫁に出ておいでですが、初めての女の子の初節句ということで、皆さんで喜びを共有させていただきました。 木目込みの立派…

終活は「あとのひと」のためにも

最近特に思いが巡るのですが、それは「任意後見人」という制度です。 子供さんがおいででない、お一人の方、今は元気でもいつ何が起こるか誰もわかりません。 人の最終段階は「死」でありますが、その前にあと何年、何十年この世でご厄介になるかは誰もわか…

終活講座 佐伯会場 東区会場

昨日22日は佐伯区民文化センターで第2講を、また本日23日は東区民文化センターで第1講をそれぞれ開催させていただきました。 第2講では、モノの整理、処分についての講座でしたが、講座後の質問はズバリ「お墓」でありました。少子化のなかで現実に直面して…

養子縁組

産経新聞の今朝の正論に、日本財団の笹川陽平会長が、「養子縁組を社会的養護の柱に」とのコメントがありました。 様々な事情により、生みの親と暮らせない子供達を引き取り、法的に実の子として育てる特別養子縁組が欧米諸国の社会的養護の柱になっているそ…

終活講座第4講 和木会場

今日は、和木町民文化会館での第4講、遺言・相続について33名の方が受講下さいました。 遺言の必要性があるかないか、相続が争族にならないためにはなどを、皆さん真剣に受講下さいました。 ティータイムでは質問に、「終活とはあまり関係ないのですが、お彼…

卒業式

今日、娘の小学校の卒業式に列席してまいりました。 小学校6年間のいろいろな出来事や思い出を懐かしみながら、小学校の課程を修了できたことを嬉しく思い、学校や先生に感謝をさせていただきました。 卒業生入場になりますと、いまどきの現象ですね、スマホ…

第1講 受講者募集

3月23日(木)10時より、東区民文化センターで第1講の開催がありますが、受講枠に結構余裕があります。 今後の第1講開催は4月10日の和木町、21日の熊野町、22日の安佐南区と、少し期間が飛びます。 皆さんのお知り合いの方で、参加を希望される方はおられま…

さくら

公立学校の合格発表の季節 あちこちで、悲喜交々かとおもいます。 さくらが咲くのか、さくらが散るのか、思春期の彼らには大きな出来事でしょうね。 人は常に「求め」を持って生きています。 「求め」が無くなるとき、この命も無くなることと思います。 しか…

世界平和を祈り

第28回の比叡山での大護摩供に参列させていただきました。 護摩供の主願は世界の平和と、東日本大震災、並びに熊本災害の復興祈願でありました。 時雨の中、回峰行者の方々の出仕のもと、森川天台座主様のお導師により、世界の平和が祈念されました。 比叡山…

震災から6年、七回忌

今日は東日本大震災から丸6年、犠牲となられた方には七回忌をむかえられました。 かつて無い自然災害を目の当たりにした6年前でありました。 その年の6月に岩手県の被災自治体を、教団の特使として供養のため回らせていただきましたが、特に皆さんご存知の、…

終活講座 福山会場

本日は福山市にある、学びの館 ローズコムで、第2講 モノの整理と処分について講座を開催し、19名の方が受講下さいました。 三寒四温の温の日でしたので、暖かな日差しの中、皆さんも集まっていただけたかと思います。 会場へ向かう車中、「最近、忘れ物がひ…

終活講座第1講 袋町

今日は袋町のひとまちプラザで、第1講をさせていただきました。参加者は突然の欠席もあり、10名でしたが、皆さん熱心に受講下さいました。 三寒四温の寒の1日、寒い中をお越しくださいました。参加者の中でやはり葬儀やお墓の心配、特に後継の方との関わり…

終活講座 第2講 緑井会場

本日は午後一時から、緑井スカイステージで第2講「モノの整理と処分」の講座を開講させて頂きました。 25名の方が受講くださり、終活としてのモノに対する考え方や、整理、処分の方法をお聞きいただきました。 第2講ということもあって、前回顔を合わせた方…

二人三脚

3日から6日まで、大阪の本山で行事があり、出張しておりました。 5日は午前中、教団の開祖様のご法要行事があり、午後は全国のご信徒の方の代表者が集い、教団の重要な方針を示唆いただく行事が執行されました。 普段、広島のお寺で私は「住職」であることは…

家族

他愛もない話ですが、一昨日の夜、風呂上がりに、「コーラが飲みたい」と息子に向かって言いました。息子は渋々ながら台所へとコーラを取りに行きました。行きしな、妹が「わたしも」と言います。聞こえたかどうかわかりません。 しばらくして、他愛もないこ…

今日一日という生き方

今朝のニュースでしたか、認知症の奥様を介護されておられたご主人が、とうとう疲れ果て、奥様を手にかけてしまったという、悲しい事件がありました。 「老々介護」夫婦として何十年も助け合い、寄り添って生きてきて、最後の最後にこういった状況になること…