お坊さんが語る終活

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平時と有事は違う

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「正論」8月号の特集記事に、「なぜアビガンは承認されないのか」が掲載されています。

詳細は是非手に取ってお読みいただきたいですが、やはりこの国の足を引っ張る元凶は、表としては省庁傘下の官僚下部組織であり、裏としては日本国憲法であろうと、私は理解しました。

時は有事。平時とは異なる動きが必要であります。

戦時下、激戦地において負傷したとしましょう。

その時、包帯が無かったらどうでしょう?

「消毒された包帯がないから、傷口は押さえられない。」でしょうか?
平時と有事の違いがわかっていないということでしょうね。

厚労省の方々はルールを守ることを死守したのでしょう。しかし、臨機応変は時として有効であります。
でもそれをさせないようにしているのが、日本国憲法であり、またそれを後生大事にしている国民自身ではないでしょうか。

そんなことを思わせてくれました。