お坊さんが語る終活

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「有事」あなたは誰を守るのか

新型肺炎コロナウイルスの蔓延により、総理大臣が国民を守る決断をした。

学校に休校を要請した。

児童を抱える親は、働いている時間、子供たちをどうすれば良いのか。という策を考えねばならなくなる。事実であります。

しかし、世間にはこの決断が唐突であるとか言って、総理の決断を非難する輩がいる。

 

「ボーッと生きてんじゃねーよ!」

まさにチコちゃんの叫びが聞こえそうです。

わかってない。

「有事」でしよ。

 

75年前この国は敗戦を期しました。しかし、人々の懸命な努力によって、押しも押されぬ国になりました。

先の対戦は「外国」と戦いました。

今は「ウイルス」と戦わねばならないんです。

 

先の大戦で敗戦を期した日本。でもその当時の国民は一致団結、国を守ることに我が身を投げ打って戦いました。

 

今、敵の戦力、規模、全く掴めていない状況下、全くこの国の人々は敵と戦おうとしていない。

やれ誰の責任だとか、やれ突然で戸惑うとか。

何を悠長なことを言っているのか。

敵は姿が見えない、ということが分かっていない。

 

明日、我が子が、我が孫が、目に見えざる敵に身体を蝕まれるかもしれないとしたら、如何にする!

そんなことも考えられらないとするならば、もう全く話にならん!

 

今は、責任問題を追及している時ではない。

今は、如何にして我が身を、そして愛する人を守るのか、ここに意識を集中させねばならない。

もう一度申します。いまは「有事」ですから。