お坊さんが語る終活

後悔しない人生を、笑顔の毎日を本当の終活で。

梅雨明けから厳しい暑さが続いております。

疫病対策もさることながら、熱中症対策にも意識を傾けなくてはなりません。

 

高齢の方、特に熱中症になりやすいようです。

一つの要因に皮膚感覚が若い頃とは変わり、暑さ、寒さ野感じ方が鈍化していることもあるそうです。

 

ですが、もう一方で

「オシッコが近くなるから」と水分を補給しないこともあるそうです。

人体の60%は水分だそうです。

水は私たちにとって、なくてはならないものですね。

 

寝起きに冷蔵庫を開けると、冷たい水や麦茶がある。それをコップに入れて喉を潤す。

夏の場面として、身近なことかなと思いますが、この何事もなくこなされている行為、普通に感じますよね。

 

昨日は終戦から75年を迎えました。

靖國に祀られるご英霊は246万余柱と言われますが、この方々の中には南方戦で散華された方も少なくありません。

酷暑の中、砲を引き、充分な食料どころか水もない中、銃後の家族の笑顔を胸に汗を流し、水くかばね、草むすかばねと。

 

冷たい水、欲するときにすぐに喉を通せること、どうでしょう、今一度思い新たにしては。