捧
「私の生涯をあなたに捧げます。」
こんな言葉言ったことある人手をあげて!
中々自分はもちろんのこと、時代劇でも少なくなった言葉かなと思います。
手へんに奉る、何か偉い方とか自分が尊崇する対象に何かを差し上げるようなイメージでしょうか。
そもそも奉るとは、神様や仏様、すなわち目に見えざる存在に仕えることを指すのでありますが、ここに手へんがつくわけですから、まさにアクションとしてつとめることを指すのだと思います。
皆さんは捧げる生活をしておいでですか?
年始に初詣でにいかれる方は少なくないと思います。またお盆にお墓参りにいかれる方も多いかと思いますが、皆さん何しに行かれるのですか?
「そりゃ、今年1年、家族が無事に過ごせるようにお願いしに行く」
「そりゃ、ご先祖さまへの供養とこれからのことを頼みに行く」などでしょうか。
まあお願いもいいでしょう、でも何かを捧げることはしておいでですか?
「そりゃ賽銭入れて」「そりゃ線香あげて」
えらい安いもんですね。
幸せを与えてもらっている私達は、その与え主に何をどう捧げる生活をすべきなのでしょう。
神様や仏様、ご先祖様はあなたにどうして欲しいと思われてますか?
お盆を機会に、何を捧げるべきか一度考えてみてはいかがでしょうか。