お坊さんが語る終活

後悔しない人生を、笑顔の毎日を本当の終活で。

砂場にカッターの刃

横浜市の公園の砂場にカッターの刃が落ちていた、いや埋め込まれていた。

全国の皆さんが報道を見聞きし、驚きやため息を吐かれたかと思います。

 

今朝知人から、停めてあったスクーターから、スタータースイッチがはずされていた、という話を聞いた。コロナ自粛からからストレス発散の手段でしょうか?

 

全く情けないというか、嘆かわしいというか。

 

10人の組織があったとしましょう、何かみんながまとまって同じことをしなければ、達しえない事案に遭遇した時、1人が違う行動をとると全部がダメになる。でも全員が同じ方向を向いて進めば、それは必ず達し得る。

 

今、目に見えないウィルスという敵と戦っているのは、私達自身です。

みんなが力を合わせる事、これしか策はありません。

休業要請された店舗はキツいでしょう。

学びの時間を失っている子供達は将来が不安でしょう。

やりたいことが普段のようにやれないジレンマ、みんなが感じているでしょう。

 

だからこそ、早く抜け出しましょうよ。

早く抜け出すには、全員が協力するしかないじゃないですか。

そんな中、砂場にカッターの刃、スクーターのスイッチが外される。

抜け出るスピードにブレーキをかけている。

 

このブログを読んでいる方には、そんなことする方はおられません。でもそうでない方がこの世にいるという事実、何とかしたいです。

 

わがままを抑える強さは、なぜ失われてしまったのでしょうか?

本当の強さの価値観を取り戻してもらいたいです。

 

私個人に出来ることは、祈ることと伝えること。

すべての人に笑顔が戻る時まで。