お坊さんが語る終活

後悔しない人生を、笑顔の毎日を本当の終活で。

天岩戸開きを

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新型肺炎でありとあらゆる輩が出ているようです。

この危難を食い物にした詐欺なども起きているようです。皆さまお気をつけ下さい。

さてさて、先の見えない状況下、不安に不安が募る思いを皆さんなさっておいでと思います。

でも今こそ、明るく、朗らかにすることが大切だと思います。

 

昔々のそのまた昔、この国が豊葦原中国と言われた頃、すべての世界を照らす神様が、弟の乱暴から岩屋へ隠れてしまいました。

世は真っ暗闇。

時に神々は諮りごとをしました。

その結果、踊りの上手い女神を連れてきて、周囲を華やかに飾って、舞の宴を催しました。

そこに集った方々は、それはそれはとても楽しそうに、賑やかに笑いあったそうです。

 

すると岩屋に籠った神様が、

「私がいないのに、なんでみんな楽しそうなの」と思って岩屋の戸を少し開けてみました。

そして、力持ちの神様が戸を開けて神様を引っ張り出し、世界に光が戻ったんだそうです。

 

もうわかりますよね、天照皇大神様が天岩戸へお隠れになったお話しです。

 

新型肺炎でみんなの心は闇の中かも知れません。

でも、だからこそ明るく、朗らかにして、お隠れになった光を早く引っ張り出さねばなりません。

 

いろいろ大変だと思いますが、喜びと感謝を、ありがとうの言葉と感性を、しっかり発信していきましょう!

全人類の上に光がさしてもらえることを願って。