お坊さんが語る終活

後悔しない人生を、笑顔の毎日を本当の終活で。

あなたはいつまで生きてますか?

この質問に答えられる人はいません。

ですが私たちは、明日の予定を立てて生活しますよね、ある面儚さを感じる事実かも知れませんが、それでいいんです。

 

明日ありと思う心の仇桜

    夜半に嵐の吹かぬものかは

これは親鸞聖人様が比叡のお山にあがられた際、お詠みになられたうたですが、まさに真理でありましょう。なのに我々は明日の予定を立てます。矛盾してますよね。でも矛盾しないんです。

 

来るか来ないかわからないこと。実は世の中のこと全てがこれです。「〇〇かも知れない」これの連続が私たちを取り巻く時間であります。

 

このことにより考えが二つに分かれます。

「どうなるかわからないから、やっても無駄になるかも。だからやめておこう。」と

「どうなるかわからないから、考えられる準備をして対応しよう」です。さあどちらを選ばれますか?

 

一番私たちにとって大切なものは「命」でしょう。

 

命。すなわち生命の維持活動は、私がブログを書いている瞬間にも停止する可能性があります。

 

皆さん、朝ごはん召し上がられましたか?

昨日の晩ご飯でもいいですが。

食べた方、あなたはすでに「考えられる準備をしておこう」の人です。

世の中のほとんどの方がこちらでしょうね。

 

「あらかじめ」そこには努力が必要です。

身の丈にあった努力を継続して、少しでも後悔の少ない人生を通らせてもらってはいかがでしょう。