お坊さんが語る終活

後悔しない人生を、笑顔の毎日を本当の終活で。

十重二十重。とえはたえと読みます。

幾重にもという意味であります。

 

おせち料理は昔から重箱に入れます。

鏡餅、別名おかさね、とも言います。

 

重とは何かおめでたい事を連想させてくれますね。

 

一方、重いと読みますと何かしんどさを感じましょうか。確かに荷物は軽い方がいいですかね。

でも皆さんのお財布、軽い方がいいですか?

やはり重い方がいいのでは?

 

会社の偉い方を御重役などとも申します。

 

やはり重、これは良い意味合いが強いですかね。

 

ところであなたは今何歳ですか?

 

50歳の方、ザッとですが産まれてから18,000日以上を過ごしています。

75歳の方、27,000日以上を過ごしています。

毎日という日を重ねておられますね。

そう、今この時も絶えず重ねているんです。

 

さあ、どんなふうに重ねますか?

重ね方は生き方により決まります。

 

「あの人は良い人生を重ねた」と言ってもらえる重ね方をお互いしたいものですね。