的
物事には方向性が必要でありましょう。
人はその方向に向かって、自分が可否を下し、そちらへと働きかけをする。
「困っている人を見たら、手を貸してあげる」よく聞いてきた言葉ではないでしょうか。
困っている人。
自分の目に入った人が、困っている。いや困っているように見えた。が正解でしょうね。
困っているように見えたから、手助けをしてあげた。でしょうね。
手助けをしてあげることが、自分にとって正しいという判断が下されて、そういう行動に出たわけです。
ここでの本質は、困っている人は助けるべきという意思です。
ルールによって行動するのではない、こうしたいという意思によって行動する。
全てのことには「的(まと)」が必要です。
願わくば、その意思が社会的正義にかなうものでありたい。
そういう人ばかりなら、世に喧騒は起きにくくなるでしょう。
良き的を持ちたいですね。