お坊さんが語る終活

後悔しない人生を、笑顔の毎日を本当の終活で。

物事には方向性が必要でありましょう。

人はその方向に向かって、自分が可否を下し、そちらへと働きかけをする。

 

「困っている人を見たら、手を貸してあげる」よく聞いてきた言葉ではないでしょうか。

困っている人。

自分の目に入った人が、困っている。いや困っているように見えた。が正解でしょうね。

困っているように見えたから、手助けをしてあげた。でしょうね。

 

手助けをしてあげることが、自分にとって正しいという判断が下されて、そういう行動に出たわけです。

 

ここでの本質は、困っている人は助けるべきという意思です。

ルールによって行動するのではない、こうしたいという意思によって行動する。

 

全てのことには「的(まと)」が必要です。

 

願わくば、その意思が社会的正義にかなうものでありたい。

そういう人ばかりなら、世に喧騒は起きにくくなるでしょう。

良き的を持ちたいですね。