お坊さんが語る終活

後悔しない人生を、笑顔の毎日を本当の終活で。

あまりにも悲しい

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先程、大阪から帰りました。

車ですが、大阪から帰りました。大阪からです。

帰って地元紙に目を通しますと、

クラスター中傷相次ぐ」との見出し。

 

市内でもクラスターが発生して、県下の罹患数は一気に三桁になりました。

そのクラスター発生の施設や職員に対して、暴言や家族にまで心ない言葉が向けられている。

 

してはいけないことです。って、ここに書かなきゃいけないことが…

 

控えねばならない時に控えていなかったことに対して、もちろん猛省してもらわなければなりません。

しかし、その人も人なら、この人も人。

どうして人の痛みが分からないのでしょう。

 

「コロナを撒き散らしてやる」

どこかでこう言って飲食店に入った人がいました。

こんな人にはかける言葉さえありません。

しかし、軽率であったことへの反省は当然ですが、

他者がまるでバイ菌扱いするようなことは、絶対してはならないのです。

 

今はコロナウィルスの終息をみんなで進めねばならない時、精神が肉体に及ぼす影響は大です。

不安を感じる人が増えれば増えるほど、免疫力の低下する人が増え、罹患者が増えるかも知れません。

 

誹謗中傷する人こそ、感染拡大を推進している人と言っても良いのでは無いでしょうか。

 

してはいけないことです。