お坊さんが語る終活

後悔しない人生を、笑顔の毎日を本当の終活で。

500人は500箱

新型コロナウィルスによる死者が、500人を超えたそうです。

この病気で亡くなると、最後のお別れも出来ず、納体袋に密封され、棺桶の蓋に目張りされ、通常の時間外に火葬場に運ばれて荼毘にふされます。

 

500人のご遺体がそういった形で火葬されたということです。

高齢者の罹患は、ほぼ死を迎えねばならないそうです。

本当に、罹患しない努力、移さない努力、自分は本件に関係ある人物であることを意識して、非日常を甘んじてもらいたい。

 

罹患死亡者の遺族に残る後悔は、そこはかとなく深いものであろうと察します。

怯えることはありません、ただ自身が意識をもった行動をしてもらったら良いのです。

 

500箱の棺桶に入った方達は、ご遺族とのお別れが出来なかった人であることを認識して下さい。