お坊さんが語る終活

後悔しない人生を、笑顔の毎日を本当の終活で。

門松

f:id:obousansk:20210101132118j:image

皇紀二六八一年 令和三年

新年明けましておめでとうございます。

本年も相変わりまして、宜しくお願いします。

ブログ読者の皆様には、どのような新春をお迎えされましたでしょうか。

願わくば、ステイホームの新春であってほしいと思います。病院や軽症者ホテルでは無いことを祈っております。

 

さて、カレンダーがかわり、新しい年を迎えました。新年早々からコロナの数値が激増し、不安なスタートを切った私達であろうかと思います。

でも、心配ばかりしても仕方ありません。

おさえどころを押さえて、社会生活を営んでまいりましょう。

 

年末、信徒さんのご奉仕により門松が立てられました。大変立派な門松です。あー正月が来たなーという感じなのですが、昔から

門松や 死出の旅路の一里塚

    めでたくもあり めでたくもなし

こんなうたがあります。

そうです、一年一年私たちは歳を重ねます。

今でこそ誕生日で一つ増えることが当たり前ですが、昔は数え年ですから、正月が来ると一つ増えたわけです。

間違いなく、確実に死出の旅路に近づいているということであります。この真理を知って、いや解っているかいないかで、今年一年の歩み方が変わります。

 

残された時間は時事刻々と減少しています。

後悔の少ない人生を通るため、今日一日を大切に、周りの人に喜んでもらえる生き方を選んでまいりましょう。

今年も宜しくお願い致します。