お坊さんが語る終活

後悔しない人生を、笑顔の毎日を本当の終活で。

春を感じて

6:44発のぞみ92号で大阪へ。

この列車で行くことが割と多い私ですが、今朝は春を感じることがありました。

 

私が列車に乗った後、私の4つ前の席に一人の青年が来られました。

ふと車窓から外を見ると、親御様らしきご夫妻が立っておられました。

発車時、お二人は小さく手を振り、彼を見送っておられました。

就職か、進学がわかりませんが、この春からの新しい生活に向けてスタートを切るのでしょう。

 

思わず、我が子の旅立ちをイメージし、親御さんの喜びと心配はいかばかりかと想いを馳せながら東へと向かいました。

 

東広島を過ぎた頃から、春霞の情景。幻想的でした。そして広い田んぼのパッチワーク。

田おこしした田んぼとそうでない田んぼ。

そろそろ水が張られ、苗が施されるのだろうと思うと、何か心にワクワクした感じが起きてまいりました。

春はいいですね。

穏やかに、豊かに、清々しく、自然とともに生かされる実感をみんなで共有したいと思いました。