品
着るものや、身に飾るものでは出し得ないもの、それが「品」
「あの人は品のある人だ」
「品格が違う」
ぜひ言われてみたい言葉ではないですか。
さてこの品ですが元を正せば仏教に関わる言葉であります。
私たちは生まれ変わり死に変わりします。
死んだ後、極楽とか地獄とかの生へと生まれ変わるわけですが、この極楽の世界に九段階ありまして、上から
上品上生、上品中生、上品下生
中品上生、中品中生、中品下生
下品上生、下品中生、下品下生
この場合、品はボンと発音し、生はショウと発音します。
皆さんは上品(ジョウヒン)とか下品(ゲヒン)と言って使ってますよね。それです。
詳しい方は割愛しますが、生きている間の生き方によって、いく先が変わります。
品格のある生き方をしてこそ、極楽の上品位に行けるのでしょう。
年を取れば取るほど、品をもって生きて行きましょう。