お坊さんが語る終活

後悔しない人生を、笑顔の毎日を本当の終活で。

明るい未来を信じて

 

日本の皆さん、耐えましょう。

 

先ずは肉体が蝕まれぬよう、用心に用心を重ねて。

 

そして心が蝕まれぬよう、落ち着いて落ち着いて。

 

仏教は因果を説きます。因果とはものの成り立ち、法則です。言いかえれば「蒔く種によって、花や実りは異なる」ということです。

 

身と口と心で私たちは種を蒔いております。

好ましい花や実りを得んと欲すれば、好ましい種を蒔きます。好ましからざる花や実りを得んと欲せば、好ましからざる種を蒔きます。

 

時は絶えず流れます。蒔いた種はやがて発芽の時を得ます。
さあその時、自らが蒔いた種により結果はかわって参ります。

 

愚痴や不足を言ってもウィルスは減りません。

誰かに八つ当たりをしても、菌は撥ねられません。

 

ならば今こそ、闇から抜けられる時が来ることを信じきって、喜び、感謝の行い、言葉、思いを持ちましょう。

みんなで闇を抜けましょう。

 

向日葵も硬い殻を破って、太陽の光を燦々とあびて開花します。でも何一つ文句は言わないですよね。

一日一日の出来事一つ一つに喜びを見つけ、好ましい花と実りのため、種を選んで蒔いて下さい。

頑張りましょう!