まずは一日に感謝
今年度初めてとなる、仏教文化講演会が無事に終わりました。
改めて講師はもちろん関係各位に感謝致します。
この度のお話も、中心は「感謝」でありますが、講師の先生の動きを見ていますと、ある意味圧巻されます。
FBにも書きましたが、前々日の夜は新潟で一講演、前日は新潟で二講演、そして夜、飛行機と新幹線を乗り継いで広島入り。翌日は午前午後と二講演。
この度の講演内容はバージョン3、過去1.2のタイトルがある訳ですが、会場によってどの話をするかは決められており日々、会場ごとに話す内容が変わります。
頭の良い先生ですから、もちろんそれくらいのことはこなされる訳ですが、いつ講演内容を構成されたのだろうか?と思うくらい多忙な動きをしています。
ご本人の中でいわゆる「伝えたい」思いによって産み出されるエネルギーかとはおもいますが、それにしてもすごいことだと感じます。
終活のお話の中でもいつも「今日一日」とのキーワードを頻繁に使うのですが、一期一会の縁起の中で先ずは感謝の思いを持つことこそが重要であると感じます。
「明日ありと思う心の仇桜
夜半に嵐の吹かぬものかは」
これは浄土真宗の開祖親鸞聖人が詠まれたものと伝えられますが、まさに命はもちろん世に存在するすべては「無常」であります。なればまずは今日という一日に感謝する生活が、万物の霊長たる私たちの使命かと思わせていただきます。
再び訪れることのない「今日」に感謝しましょう。