お坊さんが語る終活

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フェルナンド・フィローニ枢機卿

先日、バチカンからフェルナンド・フィローニ枢機卿が来広された記事が、地元紙に掲載されていました。

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キリスト教の最高位にある、フランシスコ法王の招聘は、広島県はもちろん、世界連邦日本宗教委員会、その他の団体も働き掛けをしているようです。

 

全世界に約20億人いると言われるキリスト教の信者。その最高指導者が法王であります。

もし、法王が来日し、長崎、広島に立ち寄り、世界に向けて発信をするならば、それはものすごい影響が見込まれます。

 

国際社会の中では、自分自身の宗教や思想を述べられない人は相手にしてもらえないと、以前聞いたことがあります。それだけ、海外では日本と違って、宗教のもつ個人への影響力が大きく存在しているということです。

 

隣国に影響するかどうかはわかりませんが、少なくとも、キリスト教圏の国には強い影響力をもつことになります。

 

今年、比叡山宗教サミットは30周年を迎えました。(8月4日のブログを参照下さい)

 

世界の宗教の指導者が手をたずさえ、人の幸せのために祈り、そして活動する。宗教本来の役割です。

 

その意味に於いても、是非ともバチカンからローマ法王が来日し、原爆の悲惨な事実を、世界の指導者、為政者に発信してくださることを、強く強く願うものであります。

皆さんも何かの機会には、そういう意識を持っておいて下さい。

 

この世界に生きとし生けるものすべて、神仏の分けみたまであることを、認識し、殺めのない世界にしましょう。

 

ご覧下さり、ありがとうございました。合掌