お坊さんが語る終活

後悔しない人生を、笑顔の毎日を本当の終活で。

関東下向

15日から17日、栃木県鹿沼市にある鹿沼念法寺の行事のため、関東下向致しました。

往路、日本一の山は袂で前を隠しておられました。

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東京駅から東北新幹線宇都宮駅へ、そこでお迎えをいただき、鹿沼へ向かいました。

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16日は楽しい行事を勤めさせていただき、夕方一路東京へ。その晩は品川駅近くのホテルに宿泊。

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チェックインの際、「ご朝食は?」との問いかけに、オーダーしてないことも知ってましたが、「お願いします。」と、これが後して思わぬ出来事に。

 

翌朝、6:50に朝食ビュッフェへ。

和食をチョイスするも、味噌汁ではなくやはりホテルカラーをチョイス。

一人でしたので、植木鉢が目の前に並び、向かいあいの席に座って朝食。

私が行った時間は席は自由にとのことでしたが、7:00からは係りの方がご案内する形でした。

 

目の前にひとりの男性が来られました。

何やら私を気にして見ておられます。

坊主頭は珍しいですからね。

そして、その男性が食事を持ってこられた後

「失礼ですけど、念法の先生ですよね?」

ビックリして、「どちらさまでしたか?」と

「小倉の〇〇と言います。先日ご生誕祭で先生の隣で踊らせていただきました。」とのこと。

 

縁とはすごいですね。

その方はグループ会社の監査役で今日から4日間、関東出張で、昨夜からこのホテルにご宿泊とのこと。

袖すりあうも他生の縁と申しますが、

なぜその方が私の目の前に案内されたのでしょう。

お互いが10分、時間がずれていたらお会いしてません。全く不可思議な世界のお話に二人で驚愕いたしました。

 

その後、チェックアウトしてまずは九段へ。

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ご英霊にご挨拶をして、次は大学時代に亡くなった親友の墓参。

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彼の実家は渋谷区本町にある名刹、荘厳寺。

境内のお墓、体が覚えてるとはこのことでしょうか。何一つ迷わずたどり着くことが出来ました。

 

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墓参後、卒寿を迎えられますお父様、鈴木浄皖師に親しく御目通りいただき、全てのスケジュールを終え、広島へ向けての新幹線に乗りました。

鈴木先生にはあらかじめお葉書で、午前中の訪問をお伝えしてましたが、11:00からは御法事の予定があったそうで、なにもかも順調に進んだスケジュールでありました。