謹賀新年
合掌
おだやかに新しき初日を、皆様と共に迎えられましたこと、天地創造の砌よりこのかた、宇宙大生命の恩恵と畏みて、深く感謝を申し上げ奉ります。
平成の御代となり30年、今上陛下にあらせられましては常に国民の安寧を日々にお祈り下さり、まこと私たち日本人はしあわせな国民であることを強く感じます。
皆様は新しき年がどのような年でありたいと思われますか?
一言で言えば、みんなが幸せを共有出来る年でありたいということかと思います。きっと、ご近所、またご縁のある社寺へ初詣に行かれ、心中祈る中身はそういったことではないでしょうか。もちろん、ご自身のこと、ご家族のこと、お仕事のこと、その他詳細に亘ってお祈りをされるかと思います。
でも例えば、日本で最も初詣の多い東京の明治神宮は、320万人と言われます。何日間でこの数字かはわかりませんが、仮に1ヶ月としても1日あたり10万人です。
ちょっと我々凡夫の想像の域を超えておりますが、かの聖徳太子様でさえ、一度に十人のいうことまでしか聞き取れなかったと言います。それだけでもすごいことではありますが、さあ、1日に100,000人、いかな神様と雖もどんなものでしょうか?
仮に側近の秘書的御眷属の神様がおられたとして、何かに記録してくださっていたとしましょう、しかしその処理(御利益)には当然ながら順番がついてまわると思います。
皆さんは、早く処理、遅く処理、どっちが良いですか?
早い方がいいに決まってますよね。
ではその処理の順番、これを早くするためにはどうしたら良いかです。
今日は読者の皆さんにお年玉として、この方法の一部をお教えします。
神様、仏様に好かれる人になることです。
ではどうやって好かれる人になるのか。
神様、仏様が何を欲しがっておられるかを考えてみてください。
ここから先は、求めたい方にのみお伝えしたく思いますので、コメントでお尋ね頂くか、または直接私のお寺まで来て下さい。
今年は戌年です。犬は飼い主に対する恩義を忘れない動物の代名詞です。
渋谷駅ではハチ公が未だ待っています。
今年は恩義を感じて生きる生き方を、犬から学びましょう。
当たり前という、感覚としてさえ覚えない時間の過ごし方は、とてもとても勿体ない生き方です。
さあ、一年去りました。残り少ない人生を誰のために、どう使って行くべきか、お正月はじっくり考える良い機会ではないでしょうか。
今年も皆さまご愛読のほどよろしくお願い申し上げます。合掌