5人に1人、認知症なのに…
昨日の地元紙の一面は、建国記念日の報道ではなく、「亡国に向かう日本」的紙面でした。
高齢者施設や病院などで、特に認知症の方を、危険防止の方法として、身体的拘束をすることについての記事でした。
昨年8月26日、「最期の場所」として、このブログに少し綴っておりますが、内閣府の統計によると、平成24年、認知症の方は462万人で高齢者の7人に1人の割合。それがあと7年、37年には(実際には、来年元号は変わりますが)700万人となり、実に5人に1人が認知症になるとの予測をしています。
人口減少で働き手がいない。その上高齢者比率はアップし、認知症率も上がる、国の社会保障費も限度を越えようとしている。
煩わしさから離れたい。
利便的生活を充実したい。
この「理想」の行き着いたところが、今日の現況を招いているのではないでしょうか?
「子育ては大変だ、だから子供は少なくていい」
「仕事が忙しくて、見れないから年寄りは施設に入れよう。」
こんな感じから、拘束をするしかない危険防止策が常態化してしまうでしょう。
とても大きな問題です。
もう既に施設の数が足りなくなっています。
そろそろ元の日本に戻りませんか?
ご覧下さり、ありがとうございました。合掌