お坊さんが語る終活

後悔しない人生を、笑顔の毎日を本当の終活で。

皇紀2,678年なのに…

本日は建国記念の日

神倭伊波礼毗古命(かむやまといわれびこのみこと)、のちの神武天皇様が大和国の橿原に三種の神器をお祀りされ、第一代の天皇の御位におつきになり、日本が建国されました。

 

神武天皇様は、国民の安寧をはかり、神々、祖先を敬い、その御恩に報い、そして正しい心を養い、家族のような平和で仲睦まじい世界をつくろう。との詔を発せられました。

ですから私達は今日を機会に、改めて建国の理念を理解して、それに向かって邁進せねばならないと思います。が、そんな日の朝刊に、

 

「選択的夫婦別姓 賛成42%」(中国新聞

夫婦別姓 世代で意識差」(産経新聞

の見出しでした。

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以前から国会でもこの問題が取り上げられてはおりましたが、この国の持つ伝統や文化にそぐわないものと思います。

どんどん孤立化がすすむ社会を、この賛成42%の人は良しとするのでしょうか?

先祖という考え方は、家という考え方はもう不要なのでしょうか、

 

「田中さんのとこのお母さんは山本さんだったっけ」みたいなややこしい話から、家族という国を構成する最も重要な部分を損ねることになってしまいます。

終活で、お墓を気にされる方が多くおられますが、この制度ができてしまうと墓に対する姿勢も、まるで変わってまいります。

「家族」この大切な集まりの意義から、もう一度立ち止まって、目先の利害にとらわれず、考えるべきかと思います。

 

この国の2,678年の歴史と伝統を守るためにも。

 

ご覧下さり、ありがとうございました。合掌