お坊さんが語る終活

後悔しない人生を、笑顔の毎日を本当の終活で。

あらう

支那からの新型肺炎の蔓延は、現在押さえ込みが効いていない。

感染力、経路、潜伏期間など、確たることが掴み切れておらず、まさに暗中模索といった感が否めない。

それでも、予防の意識だけは個々人がしっかり持たなければならない。

罹患者が増えれば、それだけ国庫からの支出も増え、日本人の生活に影響するからである。

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新聞に、正しい手洗いで感染リスク減少との記事があった。誠に第一歩はその通りでありましょう。

しかし、ここで振り返ってみてはいかがでしょう。

あらう、ということ。

あらうとは洗うと書きます。

文字の成立の由来は分かりませんが、洗うにはなくではならないもの、そう「水」です。

 

水は高きより低きに流れる。

水は器に従う。

以前水六訓、なるものを見たことがありますが、まさに水はとても大きな働きをいたします。

 

さあ、偉大な働きを黙って行う水。

手を合わしてましたか?

 

汚れ、これを無くする為に水は使われます。しかし自身を汚しても何一つ不満を言わず、黙って気発してしまうのが水です。

今、人の命を守る役割として、水が活躍してくれます