広島原爆殉難者慰霊法要
昨日、梅雨とは思えぬ好天、涼風の中、仏天のご加護のもと、第33回広島原爆殉難者慰霊法要ならびに記念上映会が執行され、数多の御霊に慰霊のまことを捧げさせていただきました。
一宮良範教務総長をお導師に、午前9時からの黙祷に始まり、全国30カ泉の名水供養、代表献花、千羽鶴の献納、そして法要が営まれ、法要後には松井一實広島市長、畑口 實広島戦災供養会会長、八軒幹夫広島市議のご挨拶をいただき、最後に教団を代表して井平良道教化部長が御礼を述べました。
週間予報を毎日ながめ、雨天を心配しましたが、不思議なほど心地よいお天気のもと、慰霊の行事をさせて頂けました。
午後からは広島国際会議場のヒマワリを会場に、映画「二宮金次郎」を記念上映会として開催させていただき、500名を超える方々にご参加をいただきました。
二宮金次郎の片鱗に触れた参加者からは、
二宮の生き方から少しでも自分の生き方を変えるきっかけをもらった気がする。
今の日本人が忘れているものを感じた。
もっと沢山の、特に若者に見てもらいたい。
などなど、アンケートからお喜びの声をいただき、主催者の一人として、ありがたく感謝致しております。
私を虚しくして、他を益する考え方は、まさに個人主義がはびこる現代の日本人に、もっとも求められる生き方であります。どうかご覧になられた方お一人お一人が、その実践に生きてもらえたらと思うばかりです。
終活の要は、「如何に生きるか」であります。
さらに後悔のない生き方をお伝えすべく、東奔西走しなければならない覚悟を新たにした慰霊法要行事でありました。
最後に、呼びかけにご協力いただきました各団体の皆様にはこころよりの御礼を申し上げます。
本当にありがとうございました。
さあ次は9月26日の仏教文化講演会、「丸山節」再びです。たくさんの方の笑顔のため、スタートを切ります。