2040年の日本
お正月ムードもすっかり無くなり、多くの方が日常的生活に従事されておいでと思います。
昨日は23年前、世界を震撼させた、オウム真理教による「地下鉄サリン事件」の最終的審判が下り、本件についてひとつの形を得たと言ってよいのかも知れません。
宗教とは人々を幸せに導くことができる概念であります。オウム真理教は似て非なるもの。
宗教という蓑を被った、破壊集団としか言えません。
「疑う」という智慧を私たちは生まれながらにいただいています。疑うことができるから、自分の身を守ることができるのです。
その智慧をちゃんと使って、なにが正しく、なにが虚偽なのか、しっかり見極めなくてはなりません。
さて、プレジデントという雑誌の1月1日号に「20年後の日本」という図解入りの誌面がありました。
これによると、自治体の半数、896の市や町がなくなるとの事です。写真の赤い部分が無くなる自治体です。
つい先日、年金の受給年齢の選択的引き上げのニュースがありましたが、どうもまったく意味を成さないようです。
これだけの自治体が無くなるということは、国全体としても維持が難しい状況になるということであり、財源を確保する手立てが見つからなくなると思います。
少子化がもたらす「静かなる有事」(河合雅司氏談)の認識を少し慌てて気づかないと。
そして、いかにしてこの危機を脱するかを、すぐに講じなければならないのです。
オウムの事件からもう23年経ったんです。
すぐ目の先の課題ではないでしょうか。
ご覧下さり、ありがとうございました。合掌