終活講座第3講 佐伯会場
今日は6月の最終講座、佐伯区民文化センターでの第3講を開催させていただき、24名の方が熱心に受講下さいました。
昨日の安佐南会場と同じ、葬儀 供養、先祖と自分のかかわり、親と子のかかわり、その事を皆さんご理解いただけたようでした。
終活を考える上で大切なことはなんでしょう。
もっぱら多くの人は、「立つ鳥、跡を濁さず」
という観点から取り組みを、始められます。
ですが、その鳥が、全く鳥のみの存在としてそこにあるのなら、鳥だけが単独で何かを講じればいいでしょう。しかし、跡を濁さずということは、鳥のすぐそばに、濁る存在があるということです。だから、いくら鳥自身が、単独で意識しても、その足元や環境を鑑み、それらをも含めて「跡を濁さず」としなければならないということです。
人の終活も同じです。
ひとりよがりで、「ここまでしてたら大丈夫」と思い込んでしまうと、良き終活にはなりません。自分を取り巻く様々な人や物事と、かかわりつつそれを積み上げねばなりません。
私はこの講座でこうした事をお知らせして、最後のその時に、安心して居られる自分を確立していただける人を増やして行きたいのであります。
来月15日に、久しぶりに第1講を開催させていただきます。どうぞこのブログをご覧の方には、第1講への御紹介をしていただきたく、お声をかけて下さい。
ご覧下さり、ありがとうございました。合掌
終活講座第3講 安佐南会場
今日は安佐南区民文化センターでの、終活講座第3講をさせていただきました。
この会場には、大型の電動スクリーンがあり、とても便利に使わせていただきました。
講座は「葬儀・供養」現代社会の中の葬儀の現状、また、供養では単に墓を通しての供養にとどまらず、供養の本質についてお伝えさせていただきました。受講の皆さんからは葬儀に対する準備や、家族との共有を急がないといけないといった感想が多く、しっかりと受け止めてくださったようでした。
話は変わりますが、昨夜のニュースでいわゆる「老々介護」が3割を超えた、と報道されていました。まだ介護してくださる方がいる場合は良い方だと思います。
この3割の老々介護の世帯の
延長線上には、「孤独死」のリスクがつきまとう事になります。
核家族化。
全てはこの形の副産物に他ならないと思います。だからこそ、このブログをご覧の方には、改めて家族のあり方について、きちんと考えて欲しいと思います。
もう一度、家族を見直しましょう!
かけがえのない、自分自身を自分たらしめる大切なキーワードだろうと思います。
一人でも多くの方にこの事をお知らせすべく、もっと多くの機会を与えてもらいたいと思っています。
明日は佐伯区会場での第3講です。明日もがんばります。
ご覧下さり、ありがとうございましたよ合掌
終活講座 第4講 福山会場
昨夜大阪から帰広し、今日は福山市にある、学びの館ローズコムでの、第4講を開催させていただきました。
出席予定の方で急用で4名の方がご欠席で、10名の方が受講下さいました。
第4講は、遺言、相続がテーマなのですが、このお坊さんが語る終活講座のある意味、中心的内容の部分にあたります。
「本当に相続させるべきは何か」この事をご理解いただくための内容になっているのですが、受講の皆さんは本当に私の意図するところを的確に捉えて下さり、「講師冥利につきる」といった感じでありました。
人には必ず、「最後の生きる瞬間」があります。その瞬間にこそ、終活の花を咲かせてもらいたく、この講座を開催させていただいておりますが、今日の受講の方々、花の咲かせ方を知ってお帰り頂けたと思いました。
花を咲かすには、水やりや、肥えやりが必要です。それは他人任せではいけません。その花を咲かせようと意識して、世話をするからこそ、花もそれに応えてくれるのだと思います。
受講の皆さんには、大輪の花を咲かせていただきたく思います。
明日は安佐南区民文化センターでの、第3講です。また明後日は佐伯区民文化センターでの同じく第3講と、今日を含め三日連続の講座です。明日も皆さんによくご理解いただける講義ができますように。祈。
ご覧下さり、ありがとうございました。合掌
お父さん
昔から家屋にツバメが巣を作ると、家が栄えるなどと言われますが、私が広島の現在のお寺に住まいさせていただくようになり、今年で12年になりますが、今年の春、初めてツバメが巣を作りました。
のぞみ号が全て停車する広島駅から徒歩5分、まわりはアスファルトに覆われた環境で、都会とは言い切れませんが、田舎とは表現できない場所であります。
5月下旬から、つがいのツバメが、せっせと巣材を運んでいました。
通常、軒下に作るようですが、ビルの建物のお寺、どこに作ったかと言いますと、今は使用して無いのですが、以前建物に付随して立体駐車場があり、その車庫内への導線天井部分の蛍光灯の傘の上、少しツバメの住宅事情も変わってきたのかも知れません。
糞害でツバメを恨まなくて良いよう、信者さんが灯具の下に厚紙で受け皿をつけて下さり、
現在お母さんツバメが抱卵しているようです。
そしてお父さんツバメはと言いますと、巣から3メートル位離れた誘導灯の上から、ジッと巣を見守っているのです。
私達が近づくと、お父さんツバメが動きます。
人が離れると、また、誘導灯を陣を構えるのです。
それを見て、人間もツバメを見習わないといけない。と思いました。
我が妻、我が子を守るため常に家族を見て、危険を感じればすぐに行動にでて、家族を守る。ごくごく当たり前のことですけどね。
家族のあり方を小鳥から学ばなくてはならない人の世の中、何とかしないといけないですね。
お父さんはお父さんらしく、お母さんはお母さんらしく、これで家庭が守られるのですから。
犬でさえ 犬の道をば知るものを
なぜが人には道知らぬ。
これはうちのお寺の大切な教えの一つです。
私達はやはり「人の道」をしっかり歩まねばならないですね。
一人でも多くの人にその事をお知らせしたい筆者でありました。
ご覧くださり、ありがとうございました。合掌
28連勝
今日、藤井聡太四段が28連勝し神谷八段と、連勝記録を並べた。
若干14歳の少年が作る世界に、日本中の人たちが、大きな期待を示している事と思います。
一局に、いったい何回駒を動かすのか、私はよく知りませんが28連勝するための、一手一手が、彼を日本中が注目する人物にして行ったんだと思います。
私達の人生も同じではないでしょうか?
毎日の生活、「これでいいだろう」そう思いながら言葉を発し、アクションを起こしています。その結果が、自分にとって是が非か、是であれば問題ないのですが、非である場合、連勝ストップとなります。
しかし反面人生は勝ち負け、白黒ではありません。自分の思い方、受け取り方一つで私達の人生は自分にとって意義あるものに変わります。
人生に終焉において「良かった」と言える生き方をするため、日々の一手一手をおろそかにせず、後悔しなくて良い生き方をしたいと思います。元気なうちから終活に取り組んでください。
ご覧下さり、ありがとうございました。合掌
お寺で終活
今日は7月開催の終活講座の告示をいたします。
7月は、私の職場で講座の開催をさせていただきます。
来月の23日、今年で31回になります「広島原爆殉難者慰霊法要」が平和公園の供養塔前で行われます。全国の信者さんから送られた30ケ泉の名水を献じ、読経中病む人の口に注ぐように供養塔へ注がせていただきます。
その行事の関係で、出前講座の開催が中々ということもあり、また、受講生の方から「新しいかたをお連れしたい」との声も聞こえてまいりましたので、第1講の開催も必要になったことから、この度の様な計画となりました。
開催は、7月15日土曜日 13:00〜15:00で第1講
7月17日月曜日 10:00〜12:00で第5講
7月17日月曜日 13:30〜15:30で第4講
以上となっています。
お坊さんが語る終活講座は、第1講の受講が必須となっています。ですから、15日に受講すれば、17日は2コマ受講も可能となります。
読者の方で受講をお考えの方は、是非この機会にご来場ください。
受講希望の方は、このブログへの書き込みでも、また事務局へのメールでもお申し込み頂けます。
氏名、年齢、性別、住所、連絡先を記入の上、原則、開催日の10日前までにお申し込みください。受講費用は500円です。
安心の毎日、笑顔の毎日のため、是非多くの方に受講頂きたく思っております。
ご覧下さり、ありがとうございました。合掌
終活講座 第4講 東区民文化センター
今日は東区民文化センターで
第4講 遺言 相続をさせていただき、19名の方々が熱心に受講下さいました。
今日は会場の時間に制約があり、午前9:45からの開催でしたが、早朝からご参加くださいました。
終わりの際の感想では、講師として涙が抑えきれない程の深い理解を示して下さいました。
私の伝えたいことを、ここまで真に理解してくださる受講生の方には、本当に感謝の気持ちでいっぱいになりました。
本当に残すべき財産は何か。
そのことを先ずは理解して頂きたいと思いながら、お話をさせていただきました。
相続が「争族」になりがちな昨今、そうならないための考え方を、「お坊さんが語る終活講座」で学んで頂きたいと思っております。
人と人とのかかわり。皆さんもこれを大切になさってください。
ご覧下さり、ありがとうございました。合掌