お坊さんが語る終活

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「日本が戦争する国に」65%

大阪から帰広し、昨日の地元紙に目を通すと、「日本が戦争する国に」65%との見出し。

よく見ると、被団協が全国の被爆者を対象に2015年に実施した意識調査結果でした。

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気にかかることとして、「戦争する国になるのでは」と「自分の健康」の両方が約6割とのことでした。

706名からの回答だったそうです。

 

被爆者の方々ですから、いずれも御高齢の方かと思いますが、敢えて申し上げたく思います。

「戦争する国になるのでは」

どこの国に住む人の言葉でしょうか?

 

回答された方は、少なくとも72歳以上の年齢の方です。あまりにも、あまりにも返す言葉を失う状況です。

「戦争する国」

ニュアンスとしては「戦争を仕掛ける国」と聞こえるのは私だけでしょうか?

 

戦争による犠牲はおそらく世界の中で、一番よく知っている国ではないでしょうか?

その日本が戦争を仕掛ける国になると想像するのでしょうか?

 

そんな想像をする思考が、あることが想像出来ません。

 

昨今、隣国の脅威に晒されている国情は何人も知ること。万一、本当に日本の国民の生命、財産、そして領土が脅かされることになったら、この国の人はどうするのでしょう。

 

二者択一、戦うか戦わないか、どっちかしかありません。

戦わないとするならば、逃げるか、捕虜になるか、殺されるか?そんな選択でしょうか?

 

自分の家族に被害が及びそうになっている時、守ろうとはしないのでしょうか?

もしその選択、すなわち家族を助ける努力をしないことを選ぶならば、どうかこの国の人を辞めていただきたい。

 

近く、国政選挙がありますが、真剣に国の台所を預けるにふさわしい、政治家、政党を選ぶべきです。

本当に国民が心を合わせて、この国難に立ち向かわねばなりません。

 

平和神話に踊らされる時代は、過去のものです。どうか、多くの人が、今、如何にすべきかを考えていただきたいと思います。

 

ご覧下さり、ありがとうございました。合掌