寒に耐えるの梅 花まさに芳し
14日15日と、大阪の本山へ帰山させて頂いてまいりました。
境内参道には梅の花が競い合いながら咲き誇り、梅香が浄土の香りを漂わせていました。
梅は寒中に花を咲かせ、うっとうしい梅雨に結実し、塩漬けにされては病人の食の援けとなる。
私達は寒ければ「寒い」と、暑ければ「暑い」と。しかし梅は寒中に美しい花を見せ、良い香りを放ち、そして人様の役に立つ姿を見せてくれています。
私たちはこの梅のように「忍耐」(仏教では「忍辱」といい、菩薩道の一つです)をしっかり養い、周囲の人たちのお役に立つ生き方をさせて頂くべきではないでしょうか。
「あの人は本当に素晴らしい方だった」のちして言っていただけるか否かは、実は「今日一日」の生きざまにあるのでしょうね。
ご覧くださり、ありがとうございました。合掌