お坊さんが語る終活

後悔しない人生を、笑顔の毎日を本当の終活で。

六日

今朝の広島はよく冷え込みました。

朝の気温は2° 口から出る息は白かったです。

毎月六日は原爆忌日です。出張でない限り8時から平和公園の慰霊碑前でのお勤め。それに続き原爆供養塔前でのお勤めをさせてもらっております。

供養塔前で阿弥陀経を読誦する中、8:15の鐘が鳴り渡ります。

時の流れに風化させてはならない、当時の命に敬意と慰霊の真心を捧げます。

今朝も三人娘(かつてかな?)さんが参加くださいました。ありがたいことです。

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でも私たちは月に一度のお参りだけですが、読経する中お一人の女性がお掃除に専念くださっております。西区から毎朝通ってこの供養塔のお掃除をしてくださっておられます。もう何年になられますか。

 

供養塔に眠る数多の御霊は、その方のご奉仕を毎日うれし涙で受けておられるかと思います。

 

国際平和都市広島、この街で75年前に起きたこと、そして当時この街に息づく営みがあったこと、せめて100万余の人々は思いを致さねばなるまい。