お坊さんが語る終活

後悔しない人生を、笑顔の毎日を本当の終活で。

原爆殉難の御霊へ名水を捧げませんか。

昨日、第33回広島原爆殉難者慰霊法要の諸役任命書を交付させていただきました。

毎年7月、広島平和公園の原爆供養塔前で慰霊法要をつとめ、今年で33回目を数えます。

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8月6日に近づくにつれて、各団体による慰霊行事がつとめられると思いますが、教団では現在の広島念法寺道場建立を期してより、毎年原爆殉難横死者の慰霊法要を続けて執行しております。

この第1回の慰霊法要当時、時の燈主様の指導により、全国各地の信徒さんから名水を取水いただき、それを法要の際御霊へお供えする形をとる旨指導がありました。

爾来、北は北海道稚内から、南は沖縄に至る全国の名水(現在は30ケ泉)を供えます。

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供養台にいったん供えられた名水は、法要読経の折、僧分並びに在家の皆様の手により、供養塔へと運ばれ、静かにそしてゆっくりと、床に臥されたかたにのませるよう供養塚に注がれます。

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原爆で亡くなられた方々はさぞ、水を欲しておられたことに思いを馳せ、慰霊の心を抱きながら名水を捧げさせていただくのであります。

 

私はこの慰霊法要の行事は、教内の信者さんだけで執行するのではなく、心ある方々の真心をあわせて勤めてゆきたいと願っております。

毎年、ご縁のある方に、一人また一人とその輪を広げておりますが、このたび初めてブログ、FBで呼びかけをさせて頂くことにいたしました。

 

日時は7月15日(月・海の日)午前9:00からです。お時間に都合がつき、名水を捧げて頂ける方、暑い時期ではありますが、当時の方のことを思えば、であります。

準備の都合上、6月15日をご応募の目途とさせていただきます。

詳しい内容、お問い合わせお申込みはこのブログ、FBまたは

広島念法寺 082-261-0126までお問い合わせください。

皆様の真心からなるご奉仕をお待ちしております。合掌