随想 スリランカの事件
どうして悲しみを増やすのでしょう。
スリランカで起きた多発テロ事件、死者は300人を超えたそうです。
報道によりますと、ニュージーランドの銃乱射事件の報復、との見方が載っていました。
イスラム過激派組織が実行を表明したとも書いてありましたが、斯様なことをする人たちはもはや信仰者ではありません。
信仰者とは神様や仏様の本心を知り、そのために自分が如何にすべきかを探り、神仏の本心に寄り添う生き方をする人を言います。
神仏の本心とは。
それは人々をして幸せたらしむる事以外ありません。いずれの宗教にも「人の創造、創生」の考え方があります。それらはいずれも神仏の意思によって始まります。信仰者であるならば、その神仏の本心を知る人たちはその意思をこそ、第一に尊重しなければなりません。
如何なる思いがあろうとも、人を殺めてはなりません。宗教は人を愛し、助けるためにあるものです。
世界の中でさまざまな信仰を持つ人たちがいます。素晴らしいことです。全ての人が正しい信仰を持つべきです。
テロや殺人を意図的に起こす人は、全くもって信仰者ではないことをお伝えしておきます。
願わくば犠牲となられた方々が、すこしでも安らかであるように、また、二度と斯様な事件が起こりませんように。合掌