お坊さんが語る終活

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祟り⑦

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祟りシリーズ第7弾です。

前回は鶴の恩返しのお話をしました。

 

大自然の中には一定の法則があります。

一番わかりやすいのが、万有引力の法則でしょうか。「水は高きより低きに流れる」これは逆らうことのできない「法」であります。

法に逆らうことを「無理」すなわち「理りが無い」と言います。

この法の派生形が「因果応報・因縁」であります。

 

カボチャの種を蒔いたらカボチャがなります。

イカの種を蒔いたらスイカです。間違っても夕張メロンはなりません。これが法であり、因縁であります。

 

物事の成り立ちには

因ー種、縁ー種を発芽させる要素、要因

果ー結果、といったルールがあるのです。

 

祟り。祟られる因、種が無ければ祟りは起きません。祟りがあるとすれば、そこに何らかの祟られる原因があるからに他ならないのです。

さあ、祟られる原因を誰が作るのでしょう?

 

そろそろ結論に近づいてきましたね。