お坊さんが語る終活

後悔しない人生を、笑顔の毎日を本当の終活で。

祟り⑤

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祟りシリーズの第5番目となりました。

ほとんどの方が超自然的存在肯定派なのがわかりました。しかし現代は「多様化」という言葉のもと、いわゆる何でもありの考え方が横行しております。

何でもありとは「根無し草」と一緒です。

起点、出発点さえもわからない、そんな状況だと思います。

 

ところで、あなたの誕生日はいつですか?ときかれたら、余程なことがない限り答えられますよね。人には生まれた日があるのです。

あまりにも当たり前すぎて、叱られそうですが。

ということは人にはそれぞれ、人生の起点、出発点があるということです。だから人は根無し草ではない、根無し草であってはならないと私は思います。

 

みなさんには必ず二親があります。

父と母です。

いろんな事情で「いない」人はあるでしょう。でも精子卵子の結合による細胞が発生しない限り、生物は存在しないのです。だから必ず二親があるのです。

 

親がなければ自分はない。

いくら金を積んでも、この絶対の理は消えないのです。

今日はこのくらいにしておきます。