お坊さんが語る終活

後悔しない人生を、笑顔の毎日を本当の終活で。

伊勢神宮奉答参拝

本日、旅からすの歌ご神勅奉答参拝があり、伊勢へ行って参りました。

f:id:obousansk:20181209221325j:image

日本が戦争に負けたのち、開祖様は全国を回られ、真の日本の再生のための人の道をおときくださいました。

その中で伊勢地方巡教の折に旅からすの歌を感得され、その後猿田彦大神様が夢中に現れ、天照皇大神様からのご神勅をお授けになられたのであります。

その後、開祖様はそのご神勅に対し奉答すべく神宮へ詣でられます。

f:id:obousansk:20181209221348j:image

それから68年、毎年この時期になる奉答参拝を信徒の代表がさせていただき、本日は約300名の方が、外宮、内宮、猿田彦神社を参拝致しました。

我々専従者は御垣内参拝をさせていただき、御神威を仰いだのであります。

 

また猿田彦神社では宇治土公宮司様が自ら祭主をお勤め下さり、住みよき世の中への道ひらきをお祈りくださいました。

 

とても冷え込んだ一日でありましたが、伊勢は沢山の参詣者でありました。

ここは不思議なところです。

学校で教えるわけでもないのに、結構若い方の姿があるのです。駐車場も60分待ちとのことでした。

特に内宮は宇治橋を渡ってから、正宮まで結構な距離があります。にもかかわらず、若い方の姿があるのです。

楽殿横の授与所も黒山の人だかり、お札やお守りを授かる方が沢山おられました。

 

またもう一つ驚いたことは、御垣内参拝をされる一般の方、そして御神楽を受けられる一般の方が沢山おられるのです。

大変良いことです。

 

神宮の方がおっしゃっておられましたが、前回の御遷宮の翌年の参拝数から落ちていない、とのことでした。

 

何が民衆の意識を駆り立てているのか、民衆に伊勢とはどのように映っているのか。

f:id:obousansk:20181209221408j:image

来年の御代がわりに際し、もっと沢山の方がお参りされるであろう神宮。さらにいよいよ、御神威明らかに、人心に神鏡の御心をお授けくださることを乞い願い、行事を無事に終えさせていただきました。