「長生きする人は」との法話
今日は午後から国際会議場で広島新四国八十八ヶ所霊場 開創100周年記念法要に参加してきました。
その中で香川県の真言宗善通寺派の樫原禅澄前管長さまのお話がありました。
100歳以上生きる人の特徴は
1、クヨクヨしない
2、よく笑う
3、ありがとうを言う
これは老人ホームに入居されている人からのデータだそうです。
ご本人ご自身、人工透析を受けておられ、生き死には神さん、仏さんにお任せ。と。
ただ長生きしても仕方ない、いわゆる健康寿命を延ばす努力が必要でしょうね。
その効果として先程の三箇条はうーん納得!
様々なストレス社会の中、やはりこの三箇条を徹底して行くことが、しあわせな人生を送る土台になることを、改めて拝聴致しました。
その帰り道、久しぶりに相生橋を渡らんとする時、ふと原爆ドームを見ました。
73年前から止まった時間と、その周りにフルスピードで駆け抜けた時のコントラストを感じました。
かつて、この川は人のによって堰きとめられた川であった。
今平和を享受出来ること、このこと自体にどれだけの人が、喜びや有り難さを感じているだろうか。
毎日、何事も無く過ごせることが、どれほど価値の高いことであるのか。
たくさんの修学旅行生の姿がありました。
まだ、わからないでしょうね。
真に人を愛すること、そして失うこと、恐らくはそれしかこのことを学ぶきっかけはないのだろうと思います。
もっともっと、感謝。