お坊さんが語る終活

後悔しない人生を、笑顔の毎日を本当の終活で。

教育勅語、何も悪くないですよ。

柴山昌彦文科大臣が、教育勅語について言及したことで、また野党が騒いでいるそうです。

f:id:obousansk:20181004084653j:image

教育勅語の口語文

私は、私達の祖先が、遠大な理想のもとに、道義国家の実現をめざして、日本の国をおはじめになったものと信じます。

そして、国民は忠孝両全の道を完うして、全国民が心を合わせて努力した結果、今日に至るまで、美事な成果をあげて参りましたことは、もとより日本のすぐれた国柄の賜物といわねばなりませんが、私は、教育の根本もまた、道義立国の達成にあると信じます。

国民の皆さんは、子は親に孝養をつくし、兄弟、姉妹はたがいに力を合わせて助け合い、夫婦は仲むつまじく解け合い、友人は胸襟を開いて信じ合いそして、自分の言動をつつしみ、すべての人々に、愛の手をさしのべ、学問を怠らず、職業に専念し、知識を養い、人格をみがき、さらに進んで、社会公共のために貢献し、また法律や、秩序を守ることは勿論のこと、非常事態の発生の場合は、真心をささげて、国の平和と、安全に奉仕しなければなりません。

そして、これらのことは、善良な国民としての当然のつとめであるばかりでなく、また、私達の祖先が、今日まで身をもって示し残された伝統的美風を、更にいっそう明らかにすることでもあります。

このような国民の歩むべき道は、祖先の教訓として、私達子孫の守らなければならないところであると共に、このおしえは、昔も今も変わらぬ正しい道であり、また日本ばかりでなく、外国で行っても、まちがいのない道でありますから、私もまた国民の皆さんとともに、父祖の教えを胸に抱いて、立派な日本人となるやうに、心から念願するものであります。

 

どこか悪い文言がありますか?

 

戦後我が国は、当時の日本を怖れたアメリカによって、二度と白人に刃を向けない国民性を作るための「日本国憲法」をあてがわれました。

戦後の日本人は権利、自由、個人という考え方を軸として「バラバラ」という社会を作って来ました。

でも自然災害の多発する今日、絆という言葉がクローズアップされ、「たすけあう」精神へのゆり戻しがされつつあります。

このゆり戻し、人の悲しみが伴わず出来たら良いのですが、悲しみを伴わなければ、我々の気づきに至らない、ということなのかも知れません。

いずれにせよ、教育勅語は今昔を問わず、人道を説くものです。

みんなで柴山大臣を応援しましょう!