お坊さんが語る終活

後悔しない人生を、笑顔の毎日を本当の終活で。

終活講演会終わりました。

先日の和木町と本日の西区民文化センターでの、終活講演会が終わりました。

今日はスタッフ含め60名の方が、マジック1のカーブの試合に後ろ髪を引かれながら、集まってくださいました。

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今回のお題は、「お骨とお墓とお供養と」

多死社会に突入する私達は、これからどうお骨やお墓と向き合うべきなのか、そういったタッチでお話をさせていただきました。

自己評価としては、実は45点くらい。正直申し訳なかった、という感じでした。

 

第1部の講演は60分なのですが、これが足りない感じだった気がします。

本論に入る導入に、もう少し時間をかけて話をした方が良かったかなと、感じました。

また、構成を考えてみたいと思います。

 

そんな中でも、私の話を良かったと評して下さる方もあり、そんな方たちにもっともっと、終活がいかに大切かをお伝えしていかなければ、との思いにかられました。

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第2部はラフな形でうれしい、たのしい、しあわせの時間を過ごしていただきました。

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オーラカメラ、ハンドマッサージ、カラーセラピー、そして私との面談コーナーと、美味しいケーキを召し上がっていただきながら、交流のひと時を過ごしていただきました。

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終活講演会も講座も、会場はほぼ「高齢会場」

今日もしっかりお伝えしました。

「私も死ぬんだ、という自覚をしてください!」と。

これが腹の底からわからないと、人生の時間を無駄に過ごしてしまいかねないのです。

私達は死んで終わりではありません。それはほとんどの人が感覚的に知ってます。

外国は知らないですが、今日会場に来られた方全員が、墓石と喋れる人たちばかりでした。

すごい能力と思いませんか?

墓石と対話できるんですよ、日本人は。

この感性を生まれながらに持っている私達にとって、先祖とはどういう存在なのか、私が語るまでも無いのです。

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でも、多死社会に至る中でその感性を無視した流れが出てきています。例えば「墓じまい」です。軽々に行うべきことではありません。

その辺りのことをお伝えしたく、講演会を開催しました。

 

これからも様々な角度から、後悔少ない人生のため、お話をしていきたいと思います。

 

改めて、スタッフの皆さまありがとうございました。

                                                合掌     小川拝