お坊さんが語る終活

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ハワイ平和祈念使節団

12月5日から五日間の日程で、ハワイへ来ております。

 

今回は世界連邦日本宗教委員会の主催で第36回ハワイ平和祈念使節団として、7日(日本では8日)のパールハーバーの慰霊行事への参加であります。

 

昭和16年12月8日、日本軍はハワイ真珠湾を宣戦布告の上襲撃。大東亜戦争が開戦となりました。

いわゆるABCD包囲網の中ハルノートを突きつけられた日本は自存のためやむ無く開戦に踏み切り、4年間にわたる世界を相手にしての戦争が行われ、敗戦を期しました。

 

その開戦の地、ハワイでかつての敵国日本の宗教関係者が、日米の隔てなく世界の平和を願い毎年この行事に参加して、今年36年とのことです。

初めは「jap」と蔑まれ、式典エリアにも入れてもらえなかったそうです。しかし、先人がめげずに繰り返し慰霊の使節団を派遣し続けてくださったおかげで、今や米国もそれを快く受け入れてくださる状況が生まれたそうです。

 

明日がハワイでは式典の日でありますが、今日はオアフ島内のセントマリアーヌ教会、

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金刀比羅神社太宰府天満宮高野山真言宗ハワイ別院、

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パンチボール、

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日本人墓地などを巡拝させていただきました。

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先日の長崎平戸の行事とも重なりますが、日本の古来の宗教、神道

八百万の神を奉祀し、大自然と人々が一つになる思想を持ち合わす大和の国柄。

 

過去の悲しみや怒りを超えて、この先の悲しみをつくらないためのかかわり、本当に大切なことと思います。

 

そのためにも先ずは、足元の家族から仲ようを実践することが何より何より必要なことと、改めた強く思うのであります。

 

ご覧下さり、ありがとうございました。合掌