お坊さんが語る終活

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未体験の台風

10月28日沖縄では台風22号の影響で、本島全域に暴風警報が発せられました。

 

早朝からJTB担当者と運行スケジュールの調整が始まりました。

 

まずはバスの運行可否でした。

警報により路線バスはもちろん、観光バスも規制がかかっておりました。

先ずは、12:00までなら運行可能とのことから、沖縄念法寺での慰霊法要開催を予定しました。

 

摩文仁の平和祈念堂の明日の使用可否が、判明しない状況であり、翌日の執行の如何にかかわらず、沖縄の御霊に供養を捧げることを、予定しました。

その計画中、次なるバス会社からの連絡。

 

「11:00までに運行を終えることが必要」とのこと。

急遽、お寺での開催を取りやめ、先ずは本日の行事は変更となりました。

 

先ずは参加者の方、及び地元スタッフの安全を優先することで、調整を図ることとなりました。

 

「捨てる神あらば、拾う神あり」

平和祈念堂館長様からの朗報。明日、午前中ならば行事開催可能とのこと。

一行は宿泊施設において、研修の時間をいただくこととなりました。

 

正午頃、研修会場から出てみると、穏やかな空模様。さっきまでの嵐は何処?

 

「目」の中であったようです。

午後1時頃には午前とは反対向きの強風。

大気の動きを目の当たりにしました。

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写真はホテル内の庭園をガラス越しに撮影したものです。

 

朝、地元スタッフの方に「沖縄の台風はいつもこのくらいひどいのですか?」と訊ねると、

「今日のは穏やかな方です。」との言葉に思わず絶句。

 

今回の団体参拝地域は北海道と関東。

関東はまだしも、北海道の方にとっては滅多に台風を感じることは無く、大きな印象となることと思います。

 

明日の警報解除を願い、最終日の午前中、慰霊法要を勤め、那覇空港へ向かう日程が進められるよう唯々祈る思いであります。

 

ご覧下さり、ありがとうございました。合掌