高校野球
第99回の夏の高校野球が、埼玉の花咲徳栄高校の優勝で幕を閉じました。
準優勝は広島の広陵高校。10年前にも準優勝し、この度も惜しくも優勝旗を持ち帰ることはできませんでした。
しかし、広陵高校だけでない彼らの健闘は、どの人にも感動を与えて止まない活躍であったと思います。
全国約4000近い高校の頂点を目指す彼ら、我々は毎年の甲子園での姿しか見ません、でも彼らが甲子園の土を踏むためには、昨年の閉会式の翌日からの毎日毎日の鍛錬があったに違いないと思います。
全ての高校球児がみな、鍛錬してきたと思います。しかし、甲乙、勝ち負けはついてまわるのが世の中の常であります。
私達は自分の人生において、彼らのように日々の鍛錬をしているでしょうか。
野球では、投手が投げ打者が打つ。守備が守って試合が展開されます。
投げ方、受け方、打ち方、走り方などの訓練が繰り返される。この繰り返しの毎日だと思います。ですが、本番では必ずそこに相手があります。如何に練習が一人でできたとしても、試合では常に相手があるのであります。
私達の毎日は試合と訓練の繰り返しかと思います。
勝負は時の運とも言います。時の風を読みつつ舵取りをしなくてはなりません。
勝つ時もあれば、負ける時もあります。
でも、毎日毎日、今日一日、今日一日をおろそかにしていては、勝ちの風に当たることはないと言えましょう。
私達のゲームセットは何回か不明。
明日、ゲームセットになるかもしれません。また自分以外の身近な人が、ゲームセットになるかもしれません。その時慌てても間に合いません。
どうか後悔しない人生をお通りください。
ご覧下さり、ありがとうございました。合掌