どこで焼く?
私達はいつか死にます。
いつもお伝えすることですから、読者の方には耳にタコができる話でしょうか。
でも死んだら、この身体はどうします?
つまり「遺体」の処理です。
昔は土葬、つまりそのまま土に埋めていましたが、現代は衛生上の観点からも、火葬が一般的となっています。
では、どこで燃やしますか?
今は少しのゴミを燃やすことも、規制がかかる時代です。そんな中、こんな大きなもの、どこで燃やしますか?
聞くに及ばず、「火葬場」ですね。
ある自治体が斎場建設計画を進める中、近隣住民が建設反対を主張しているとの記事を目にしました。反対理由は、精神的苦痛、地価の下落、過疎の進行、住民無視の計画などとのことです。
どんな方が反対をしておいでかわかりませんが、今後その自治体の計画が進捗して、斎場が定礎されたとしても、頑なに遺言として「私の亡骸は〇〇の斎場では、荼毘に付さないでくれ」と、書き遺さねばならないでしょうね。
一般的に自治体以外の斎場での火葬は、割り高となっています。納税者であることの自治体のサービスの一つが火葬場です。
反対している人は、ぜひ自分のポリシーとして、立派な意思を貫くよう、くれぐれもご家族にお伝えする必要がありますね。
皆さんは、今頃東京などでは5〜10日程度の「火葬待ち」は、当たり前になっていることを知っておいでですか?
超高齢社会の次には「多死社会」が紛れもなく訪れます。
私が子供の頃、実家のトイレは汲み取り式でした。確かに綺麗な仕事とは言えないかもしれません、しかし、なくてはならない仕事ではないですか?
もし汲み取り業者のかたがおいででなかったら、日本はこれだけの成長をどげることはできなかったと思います。
斎場が無いとはそういうことと同義なのです。
私達の生活になくてはならない場所が斎場です。ですから、私益のためだけにとらわれずに
公益を目的としながら、考えてものを言うべきとおもいます。
「無いと困るもの」の一つが斎場です。
よく知っておかねばなりませんね。
ご覧下さり、ありがとうございました。合掌