お坊さんが語る終活

後悔しない人生を、笑顔の毎日を本当の終活で。

初節句

昨日、県北の信者さんのお宅に、法座というお話しをさせていただく行事を勤めに、伺わせていただきました。

 

その御宅のお嬢さんが、お嫁に出ておいでですが、初めての女の子の初節句ということで、皆さんで喜びを共有させていただきました。f:id:obousansk:20170330165221j:image

木目込みの立派なおひな飾りがされていました。

 

それを見ていて、親→子→孫、あたりまえのような時間の流れではありますが、これが何千年、いえそれ以上かもしれません。

人々の生活の営みが、ずーっとずーっと、ずーっと続いているという、ものすごい大きなスケールの、いま自分は先端部分にいる事実を感じ、改めて「ご先祖様」という存在の尊さを

感じた次第です。

 

私達も行く道、先祖になります。あとのひとにどう表現してもらえるのか、どう表現してもらいたいのか、それを決めて、その達成のために「今日一日」をおろそかにしない生き方を、お互い心がけたいですね。

 

ご覧下さり、ありがとうございました。合掌