終活は「あとのひと」のためにも
最近特に思いが巡るのですが、それは「任意後見人」という制度です。
子供さんがおいででない、お一人の方、今は元気でもいつ何が起こるか誰もわかりません。
人の最終段階は「死」でありますが、その前にあと何年、何十年この世でご厄介になるかは誰もわからないのであります。
万一、心疾患、脳疾患などで急に不測の事態が起きたとき、自分自身の医療的決断は自分でできない状況にあります。そのときに自分の意志をあらかじめ伝え、またその決断の権限を法の下に付与していれば、そう大きく悩むことはないのではないかと思います。しかし、そういった「人と人とのかかわり」が成立していない状況で起きたときには、本人の生命はもちろんのこと、周囲にいる「若干のかかわり」を持つ人たちがきっと大きな負担を背負うことになると思います。
そうならないため、ちゃんとかかわりを持ち、そのうえで「法」による権限が付与できる形をちゃんと具備しないといけないと思うのです。
ご自身が心配な状況の方は、どうぞご遠慮なくご相談ください。
ご覧くださりありがとうございました。合掌