お坊さんが語る終活

後悔しない人生を、笑顔の毎日を本当の終活で。

家庭は消えてゆく

たまたまテレビをつけたら、参議院の予算委員会が映ってました。立民の女性議員の質問で、こども食堂についてでした。 途中からなので一概に言えないですが、政府側もこども食堂を支援してゆく談を発しておられました。 実際、ネグレクトや貧困家庭において…

映画「めぐみへの誓い」

世の中になくてはならないこと、いくつかあります。反対にあってはならないこともあります。 北朝鮮による日本人拉致の問題は、あってはならないことでありましょう。 この度、映画「めぐみへの誓い」を鑑賞する機会に恵まれました。 中学2年生の少女が、さ…

国家的に正しい終活が必要かと

今日は個人の終活から幅を広げて「国家的終活」に目を。 産経新聞の阿比留瑠比氏の極言御免から。 「赤い闇 スターリンの冷たい大地で」という世界恐慌下、好景気と称された ソ連を舞台に、実在の英国人記者ガレス・ジョーンズのお話を引き合いにされ リベラ…

葬式って

久しぶりにブログ更新です。 最近、世の中の軸がずれてきているように思います。 以前から申しております通り、私は多様性という言葉が大嫌いです。言い換えると、何でもあり、となりますから。 先般、オリンピックの会長さんが女性蔑視の発言をしたとかで、…

私が終活と取り組む訳

私が終活と向き合うようになったのは今から5年前くらいでしょうか。 当時、終活という言葉やアクションが世間に蔓延りだしたタイミングだったと思います。 人生の終わりに向けて、後悔のない人生を歩む 言葉にすればこれが終活です。しかしこれはどうすれば…

もうじき4年

このブログは2017年2月1日にオープンしており、もうじき4年になります。 私の他愛もないコメントを綴ってきておりますが、ご覧になっておられる皆さんはどんな風に感じておられるのでしょう。 終活ブログとしながらも、全く関係のない個人的主観を並べている…

疎の功罪

コロナ禍により婚姻数も下落とのこと。 少子化で困窮する国家としては由々しき事態であります。 コロナ禍からいわゆる密を避けましょう。と連呼する昨今。人と人との関わりさえ削がれてしまう気がします。 地球上に住む人々が、この地球上で住まいしてはなら…

南無南無、死んでも命のあるように〜

コロナコロナで幕開けした令和三年。 いよいよあちらこちらで緊急事態宣言が出ましたね。 宣言が出された理由は、このままだと感染者が増える、ということでしょうか。 では緊急事態宣言が出されたら、その数は減るのでしょうか?やってみなけりゃわからない…

門松

皇紀二六八一年 令和三年 新年明けましておめでとうございます。 本年も相変わりまして、宜しくお願いします。 ブログ読者の皆様には、どのような新春をお迎えされましたでしょうか。 願わくば、ステイホームの新春であってほしいと思います。病院や軽症者ホ…

未知なる苦痛か既知なる苦痛か

コロナに明けてコロナに暮れる そんな一年でありましたが、ここへ来て変異したウィルスが入ってきたそうです。 まあややこしいことはその通りだと思います。 先日こんな話を聞きました。 病院に行く人が減っているのだそうです。 その理由は、病院に行くと近…

無常ならぬものは無い

この一年を振り返ると、コロナに明けコロナに暮れると言った感じでしょうか。 誠に右往左往の一年であったのでは無いでしょうか。 昨今、医療崩壊がしきりに叫ばれ、医療の分野では破綻寸前といった様子であります。 お釈迦様は我々には逃れ得ない苦があると…

誕生日

今日は私の誕生日でした。 54年前、母が腹を割いてまで私をこの世に出してくれた日であります。 50歳の歳から毎年、母にこだわりのトマトを贈ることをしていました。 母の誕生日ではなく、私の誕生日にであります。 諸人よ思い知れかし己が身の 誕生の日は母…

苦から逃れるのではなく、苦を離す

新型コロナウィルスの再拡大が見られますね。 みんなで協力して、ら少しでも罹患者を増やさない努力をしていきましょう。 でも勘違いしてはなりません。 怖い怖いと言っても社会生活から離れることはできないのです。 皆さんは日に何食召し上がられますか、…

愛と生命と寿命

最近ブログに書くことがなかなかできなくなって、数少ない読者の方には、苛立ちと諦めを抱かせていることと思います。全くズボラな筆者をご海容ください。 実家の母が少し認知症になり、サ高住に入ったかと思うとすぐさま骨折。手術を受け現在入院中という環…

幸せの軌跡

11月3日、コロナ禍の下、令和二年度ご親教が無事に開かれ、大衆は中身ある生き方のエキスを、体と心でたっぷりと浸らせていただきました。 魂の親が目一杯お働きくださるこの行事は、私たちはもとより、世の多くの人々を救いに導いてくださるものであり、あ…

新たな認定資格取得

ブログ更新もなかなか思うに任せず、読者の皆様には期待外ればかり(そもそも期待はしておられないのか)で申し訳ありません。 それでもたまに開けてみると、玉手箱だったりしますね。でも玉手箱は一気に高齢者になる箱ですから、あまり好まれませんかね。 …

刹那の繋がり

仏教で時間を表す表現に「刹那」があります。 最も短い時間の単位でありますが、この「刹那」の繋がりが我々の人生なのであります。 オギャーと生まれてこのかた、50年、60年、70年と時を経て生活をして来ているわけですが、これら全てがこの刹那の繋がり、…

モーニングプレートさん

パン、バター、レタス、きゅうり、人参、卵、ハム、ケチャップ、玉ねぎ、コーヒー、砂糖、ミルク。 モーニングプレートという名前でした。 最近はGOTOを利用させていただき、大阪への出張をしておりますことから、昨夜も新大阪駅近くのビジネスホテルで宿を…

テイクアウト出来ません。

今日とある区民文化センターへ行きました。 お手洗いへ行きますと、この表示。 皆さんどう思われますか? 火のないところに煙は立ちません。 ならばこういう事案が横行しているということ。 情けない、では済まないです。 昔から泥棒はありました。 詐欺もあ…

合否通知書

先月受験した検定試験の合否通知書が届きました。 「合格通知書」的な書面は無いのですが、無事に合格しておりました。 お寺の住職として資格の有無はともかく、知っておいた方が良い内容の資格であります。 正式に資格登録が完了したらまたご報告致します。…

久しぶりのブログ更新となりました。 読者の皆さまには大変失礼を致しまして、お詫び申し上げます。 諦 あきらめると一般に読みます。 退行的表現に感じられるやも知れませんね。 しかしながらこの文字、仏教にとってはとてもとても大切な1文字であります。 …

今日までの自分を振り返って、100点満点をつけられる方はおありでしょうか? なかなかですよね。 精一杯、時に応じて一生懸命に頑張ったこと、それは間違い無いと思います。 しかし、それが全てにおいて満点であったか否か、それは何人も測れないものでは無…

あなたはいつまで生きてますか? この質問に答えられる人はいません。 ですが私たちは、明日の予定を立てて生活しますよね、ある面儚さを感じる事実かも知れませんが、それでいいんです。 明日ありと思う心の仇桜 夜半に嵐の吹かぬものかは これは親鸞聖人様…

木魚という、お寺で使う打楽器、いやいや仏具と言わないといけませんかね。まあみなさんも見たことくらいはあるかなと思いますが。 この木魚、そのまんまでは役に立ちません。バチを使って叩いてやって初めて役に立つのです。 この木魚の奏打法に雨だれ落ち…

十重二十重。とえはたえと読みます。 幾重にもという意味であります。 おせち料理は昔から重箱に入れます。 鏡餅、別名おかさね、とも言います。 重とは何かおめでたい事を連想させてくれますね。 一方、重いと読みますと何かしんどさを感じましょうか。確か…

「未」ヒツジ、と読む方は運命学や占いなどに興味を持つ方でしょうか。でも一字だけですとそう読まれる方も少なくないかも知れませんね。 未来の未、いまだ〇〇ない、という意味の文字ですが、どちらかというと不安定なイメージでしょうか。いまだ〇〇ないで…

台風10号は九州の西側をかすめ、朝鮮半島へ北上するようです。 被害が最小限であることを祈るばかりです。 台風と言えば強風が付き纏うものですが、この風、そこそこ吹いてもらわないといけないのでしょうね。 夏の暑い日、木陰に入ると心地よい風が通ります…

台風10号の到来による、警戒情報がテレビなどで連呼されています。西日本エリアの方は準備怠りなく。 「備えあれば憂いなし」 何事も準備をしっかりしておけば、後悔は少ないという先人の知恵ですね。 しっかりと備えをして頂きたいと思います。 全く持論の…

借。この文字からどんなことを連想されますか? 借家、借金、借入、拝借。 いずれにしても、借りるということですかね。 皆さんは借りるの好きですか?きらいですか? そりゃ、借りなくて良いなら借りない方がいい。 きっとこう言われる方が多いですかね。 …

めぐみという言葉からは、豊かさやおおらかさ、そしてありがたさを感じますね。 私たちは毎日この恵みの中に生活しております。 恵みならざるものは何一つない、と言っても良いかもしれません。 今朝の朝ごはんは何でしたか? ご飯と目玉焼き、それに豆腐と…