終活講座 西区民文化センター
今日は西区民文化センターで終活講座第2講が開催されました。25名の方が熱心に受講して下さいました。
第2講はモノの整理と処分ですが、やはりポイントはエリアを出来るだけ小さくして、家族にも公表してやっていくことだと思います。
必ず訪れるその時のために、一つ一つ形にしていきたいものです。
ところで、先頃報道で未婚率の発表があり、看過出来ない状況を目の当たりにしました。
少子化が叫ばれて久しく、ただでさえ人口が減りゆく中、未婚率が高いということは、さらに拍車かかかるということになります。
日本はどうなってしまうのでしょう?
今たちまちのことではないと思いますが、本当に人がいなくなってしまうのではないでしょうか?まさに死活問題の領域です。
私たちにとって我が子、我が孫がいなくなることではありません、しかし、私達の孫の孫の孫の…
どこかのタイミングで、私達の子孫が日本人最後の人になるかもしれないのです。そんな悲しい思いを皆さんは味あわせたいですか?
何が原因か、どうしたら明るい未来に転じられるのか、真剣に探らなければならない時が来た気がします。
本当に大切な価値観を若い人や子供たちに培う社会を再生しなければならないと思います。
みんなで、まず考える環境を。
ご覧くださり、ありがとうございます。合掌
4月の講座予定
コメントで4月の講座予定のお問い合わせをいただきましたので、ご案内いたします。
7日 金 13:30〜15:30
西区民文化センターで第2講
8日 土 10:00〜12:00
東区民文化センターで第3講
21日 金 14:00〜16:00
くまの・みらい館で第1講
22日 土 14:00〜16:00
安佐南区民文化センターで第1講
24日 月 14:00〜16:00
福山ローズコムで第3講
以上が4月の講座予定です。
ちなみに、5月はサイパン島での慰霊法要執行、広島で21日に開催されます、親教という行事執行のため、講座開催は困難と思っております。
受講生の皆様にはご迷惑をお掛けしますが、本業あっての講師ですので、ご理解をお願い致します。
お問い合わせをいただきありがとうございました。合掌。
花びより金剛寺
2日、快晴のもと大阪市鶴見区緑にある金剛寺では、春の一般公開行事として、花びより金剛寺が開催されました。
今年は全国的に桜の開花が遅く、例年ならば満開であろう時期ですが、昨日、一昨日の寒さもあり、チラホラ花が見える程度でしたが、来場者はご近所を含め5,000人を超える勢いでした。
大阪府仏教青年会、大阪市仏教青年会の僧侶のご出仕による仏生会。特設ステージでは、地元鶴見商業高校バトン部、ダンス部によるパフォーマンスなど桜のつぼみは硬めでしたが、来場者の顔は笑顔にほころんでいました。
私もステージの合間に、花びより法話として少しお話をさせていただく機会を得ました。
私が感動した1番花やはり鶴商のダンス部です。過去全国大会での入賞を何度も重ねているたけあり、それはそれは感動に値するものでした。
何が素晴らしいか?
それは彼女たちの笑顔でした
キレッキレのダンスで楽しいを極めたような笑顔、本当に圧巻です。
見る人に感動を与えられる彼女たちに、涙腺が緩くなったのは私だけではないと思います。
きっと、毎日毎日辛いほどの練習を重ねての今日のパフォーマンスだと思いますが、周囲に感動を与えられる程の笑顔。
日々の慌ただしさの中、できるはずの笑顔をすっかり忘れていた思いがしました。
自分が楽しいから笑う、を超えて、周りのみんなに楽しんでもらうための笑顔。
娘のような世代の子達に、気付かされた気がしました。
もっともっと周りの人に喜びを与える生活の仕方があると思います。
少し立ち止まって、工夫してみませんか?
きっと毎日の生活が変わってきますよ。
花びより金剛寺、帰宅後、来場者の家庭はきっと笑顔びよりになったに違いありません。
ご覧下さり、ありがとうございました。合掌
初節句
昨日、県北の信者さんのお宅に、法座というお話しをさせていただく行事を勤めに、伺わせていただきました。
その御宅のお嬢さんが、お嫁に出ておいでですが、初めての女の子の初節句ということで、皆さんで喜びを共有させていただきました。
木目込みの立派なおひな飾りがされていました。
それを見ていて、親→子→孫、あたりまえのような時間の流れではありますが、これが何千年、いえそれ以上かもしれません。
人々の生活の営みが、ずーっとずーっと、ずーっと続いているという、ものすごい大きなスケールの、いま自分は先端部分にいる事実を感じ、改めて「ご先祖様」という存在の尊さを
感じた次第です。
私達も行く道、先祖になります。あとのひとにどう表現してもらえるのか、どう表現してもらいたいのか、それを決めて、その達成のために「今日一日」をおろそかにしない生き方を、お互い心がけたいですね。
ご覧下さり、ありがとうございました。合掌
終活は「あとのひと」のためにも
最近特に思いが巡るのですが、それは「任意後見人」という制度です。
子供さんがおいででない、お一人の方、今は元気でもいつ何が起こるか誰もわかりません。
人の最終段階は「死」でありますが、その前にあと何年、何十年この世でご厄介になるかは誰もわからないのであります。
万一、心疾患、脳疾患などで急に不測の事態が起きたとき、自分自身の医療的決断は自分でできない状況にあります。そのときに自分の意志をあらかじめ伝え、またその決断の権限を法の下に付与していれば、そう大きく悩むことはないのではないかと思います。しかし、そういった「人と人とのかかわり」が成立していない状況で起きたときには、本人の生命はもちろんのこと、周囲にいる「若干のかかわり」を持つ人たちがきっと大きな負担を背負うことになると思います。
そうならないため、ちゃんとかかわりを持ち、そのうえで「法」による権限が付与できる形をちゃんと具備しないといけないと思うのです。
ご自身が心配な状況の方は、どうぞご遠慮なくご相談ください。
ご覧くださりありがとうございました。合掌
終活講座 佐伯会場 東区会場
昨日22日は佐伯区民文化センターで第2講を、また本日23日は東区民文化センターで第1講をそれぞれ開催させていただきました。
第2講では、モノの整理、処分についての講座でしたが、講座後の質問はズバリ「お墓」でありました。少子化のなかで現実に直面している課題はその辺りなのかな、と感じさせて頂いた会場でした。
東区民文化センターの会場では、新規受講生は2名という、とてもとてもアットホームな講座を経験させていただきました。
その中で、お友達を誘って来られた、第1講2回目の方は、「一回目より、2回目の方がより納得しながら聞けるので、本当によくわかります。」とおっしゃって下さいました。
今月は今日の会場で最後ですが、来月も7日の西区民文化センターをスタートに、各地で開催させていただきます。
終活は自分の安心を得るために行う活動です。
今後も、幅広く展開してまいりたく存じます。
ご覧下さり、ありがとうございました。合掌
養子縁組
産経新聞の今朝の正論に、日本財団の笹川陽平会長が、「養子縁組を社会的養護の柱に」とのコメントがありました。
様々な事情により、生みの親と暮らせない子供達を引き取り、法的に実の子として育てる特別養子縁組が欧米諸国の社会的養護の柱になっているそうです。
我が国では、社会的養護を必要とする子供約46000人のうち、84パーセントが乳児院や児童養護施設で、16パーセントが里親家庭やファミリーホームで暮らし、特別養子縁組はわずか500件前後とのことです。
現在の児童相談所がその窓口の一つになっているが、虐待や非行といった案件もあり、人手不足状態のようです。
厚生労働相の資料では、不妊治療を受ける夫婦は全国で40万件を超える一方、人工妊娠中絶の件数は新生児数の約20パーセント、186000件という。
養子縁組を望む夫婦は多い、中絶の前に育て先の親が決まることで、助かる子供も増えるのではないか。また一方で親権のこだわりから、養子縁組に同意しない保護者が多く、ハードルを上げているらしいです。
しかし、親になりきれないオヤの成長を待つ間に、子供達はどんな負担が強いられているかわからない。
ならばこれからのこの国を支えてゆく、未来の大人にもっと「求められている自分」としての価値を感じさせて成長してゆく道を拡げるべきではないでしょうか。
終活でも、直系卑属すなわち子供さんがおられない世帯とよく出会います。相続の問題一つとっても、養子縁組により周辺の親戚にかかる負担は軽減されると思います。
超高齢社会の日本、生まれ来る命と待ち望む人々双方に喜びをもたらすことは、国家目線でも、とても有効なことではないでしょうか。
笹川会長さんの意見、必要と感じました。
ご覧下さり、ありがとうございました。合掌